2017.11.24

サワディーカップ、メオダムです。

今年も行きそびれてしまったのですが、以前からメオダムがぜひ見てみたいと思っているイベントが今年も10月に開催されていました。
開催場所は、バンコクからパタヤへ行く途中にあるチョンブリと言う街です。

どんなイベントかと言うと、チョンブリ水牛レース(Chonburi Baffalo Race)と言うお祭りで、主役は水牛。

水牛の美人コンテスト(品評会)、ちょっとした曲芸やパレード、そしてメインは大迫力のレースだそうです。
ほんとうなら、この場でもっとその紹介をしたいところなのですが、まだ一度もメオダムは行けていないのです。

それでなくても、水牛は筋肉質で、肉感的で、パワフルで、重量感があって、、馬のレースなんかよりずっと迫力があるはずです。
それに何と言っても、水牛には巨大な角があります。
これにはさすがのキタサンブラックだって裸足で逃げ出すでしょう。

Buf_race_2[TAT タイ政府観光局のWebより拝借した水牛レース]

「来年こそは絶対に水牛たちに会いに行くぞ!」と心に誓ったメオダムでしたが、
なんと水牛たちのほうから、わざわざメオダムのところへ会いに来てくれました。

メオダムの住むアパートは、バンコク日本人学校近くにあり、周囲にはまだまだ空き地や湿地がたくさんあります。
ここに住み始めた当初は、なんとゾウの放牧が見られたり、夜はホタルが飛び交ったりというような、とてもバンコクとは思えないような環境だったのですが、最近はゾウもホタルも見られなくなって久しいです。

Img_0245 [アパート近くの空き地ではマリーゴールドが満開です]

でも、空き地はまだまだあって、先日から水牛の親子がやって来て暮らし始めました。
さて、水牛たちの職場である、田んぼも近くにはないのに、どうして引っ越してきたのか、メオダムにはよくわかりません。 

Img_0266 [引っ越してきた水牛の親子]

Img_0262 [子供は好奇心いっぱいでメオダムに近寄ってきます お母さんは心配顔]

かつてタイ農村では水牛はもっとも暮らしに身近な存在でした。
水牛は鋤を引いて田畑を耕していました。
大きくて、力持ちで、我慢強くて、そして寡黙な水牛たち。
タイの子供たちがタイ文字を習うとき、第3番めの文字として"ค" (ควาย)コー・クワーイという文字を習います。
この文字は水牛(クワーイ)と言う単語の頭文字、日本で言ったら「ハガキのハ」見たいなものです。
(本当の第3番めの文字"ฃ"(ขวด)コー・クォットは別にありますが、既に廃止された文字なので、メオダムは勝手に繰り上げてます)

Khuai [タイの子供たちのタイ文字練習帳の"ค"]

少し前までは、バンコクを離れれば、水牛の姿など、普通に見られたものでした。
バンコクだって、昔は水牛がたくさんいたのでしょう。
BTSスカイトレインで北のモーチットヘ向かうと、途中にサパーンクワイという駅があります。
このサパーンクワイのクワイも水牛の意味で、サパーンクワイで「水牛の橋」という意味になります。
きっとこのあたり、重たい水牛でも渡れるような橋が運河に架かっていたのでしょう。

タイポップス界の大御所で、活動歴が40年近くになる、日本で言ったらサザンオールスターズのような「カラバオ」というパンドがあります。
その人気は若い人から、お年寄りまで、都会でも田舎でも、タイ人のカラオケでは必ずマイクの奪い合い、または全員での大合唱が起こるというほどの超人気バンドです。
このバンドのシンボルも水牛の頭です。

Productcarabaodangb12 [カラバオはバンド以外にレッドブルと張り合うエネジードリンク会社もやっています]

カラバオそのものも、水牛という意味だそうです。
もっとも、フィリピンのタガログ語での水牛だそうです。

さて、今回のメオダムの話は、タイへいらしたらば、是非とも水牛たちに会っていただきたいということなのです。
で、どこへ行ったら水牛に会えるかですが、
ちょうど、H.I.S.バンコク支店で、ちょっと変わった日帰りツアーを期間限定で行っていまして、そのツアーにご参加いただければ、人気のピンクのガネーシャとともに水牛たちにも会えるようです。

詳しくは以下のページのリンクをたどってください。
http://www.his-bkk.com/tour/op_detail/chachoengsao.php
※ツアー企画担当者は都会っ子のためか、牛と水牛の区別がついてなかったようです。

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