こんにちは
リュウです。
今日はスコータイ時代のピサヌロークを発展された王様を紹介します。
この王様の名前はリタイ(ลิไท)という王様です。スコータイ王朝の6番目の王様です。
リタイ(ลิไท)王様は国の統治の中心として仏教を据え、
たくさんのお寺を作りました。
さらに、仏教のことを勉強し、統治の基本となる本を書きました。
書かれた本は3つの世界についての話です。
天国の世界、人間の世界、地獄の世界があります。
ピサヌローク県はリタイ(ลิไท)王様と深い関係があります。
リタイ(ลิไท)王様はワットプラシーラタナーマハタートというお寺作られた人です。
地元の人はワットプラシーラタナーマハタートをワットヤイと呼んでいます。
このお寺はピサヌロークの有名なお寺です。
ワットヤイの中にリタイ(ลิไท)王像がありますが、目立つところにありませんから、
地元の人でもリタイ(ลิไท)王像があるのを知っている人が少ないです。
もし、ピサヌロークのワットヤイへ行くなら、ここに行ってもいいですよ。
メオダムより
リタイは14世紀のスコタイ王で、荒廃しかけたスコタイの復興のために、法律を整備しました。
その法律の基礎となったのが、リュウが書きましたとおり「天国の世界、人間の世界、地獄の世界」について解説した本で、「三界経」と呼ばれます。
内容は、「悪いことをすると地獄に堕ちる」ということを説いてあり、19世紀になるまでタイの基本となる法でした。
リタイの時代は、アユタヤ王朝の勢力が大きくなり、スコタイを圧迫していましたが、アユタヤ以外にも、現在のチェンマイにあったランナー王朝、ラオスのランシャーン王朝からの圧迫を受け、スコタイ王朝の都をピサヌロークに遷都しています。