H.I.S.Tours ピサヌローク支店
サワディーカップ、メオダムです。
年末から9日連続でブログを書かせていただきましたが、明日からはまたピサヌロークの学生さんたちがお正月休みも明けて、ピサヌローク支店に手伝いに来てくれる予定になっているので、ブログは学生さんたちにバトンタッチいたします。
さて、今日のお話ですが、昨日はピサヌロークに今も残る筏の家を紹介しましたが、仕事が立て込んで、帰る時間が遅くなってしまいました。
ここピサヌロークもタイの地方都市の例にもれず、夜が早いんです。
だいたい、ほとんどの店が6時くらいには閉店してしまいます。
飲食店だって、夜8時まで開いてるところは珍しいくらいです。
H.I.S.ピサヌローク支店の隣にあるアマゾン・カフェだって、7時にはもう閉店しています。
夜10時過ぎてから夕食を食べるところと言ったら、屋台のクオッティオ(タイのうどん)くらいです。
寂しい夕食になるかなぁと諦めかけていたら、ブログに書いた筏のレストランを思い出しました。
筏のレストランは夜遅くまで営業しています。
でも、だいたいどころバンドが入ってにぎやかにしていて、一人で食べるには気恥ずかしくなってしまうメオダムです。
そこで、もう一計。
ナイトマーケットの外れにある「空飛ぶ空芯菜」の店、ここも夜だけの営業で、遅くまでやっているし、生バンドなど観光客が来て、空心菜キャッチで盛り上がっていなければ静かです。
ということで、夕食は「空飛ぶ空芯菜」の店で食べることにしました。
でも、よく考えるほどのこともなく、この10日間で「空飛ぶ空心菜」の店へはもう3回も食べに来ています。
「空飛ぶ空芯菜」の店は、安くておいしいですから。
このレストラン、空飛ぶ空心菜で有名で、店の名前も「カオトム・パクブーン・ビン」と言います。
カオトムは「お粥」のことで、タイの人、特に華僑系の人は、夜遅くに夜食としてお粥と小皿料理などを食べるのが好きです。
パクブーンは「空芯菜」です。
英語ではモーニンググロリーと言う野菜です。
茎の部分が空洞になっているから「空芯」。
在来種のパクブーン・タイというのは色が薄黄緑色で、大きいです。
空芯菜炒めにするのは通常、中国原産のパクブーン・チーンという、緑色の濃いものを使います。
ナーン川沿いのテラス席に座って、周りを見回すと、今晩はあんまりお客さんの入りが良くないようです。
「サタデーナイトなのにお客さん少ないね」と注文を取りに来た店員さんに声をかけたらば、「今の季節、夜は寒いから、オープンエアには来ないのかなぁ」
とのこと。
寒いといっても、だいたい20度くらいなんですけどね。
注文した料理は、もちろん名物「空芯菜炒め」。
それからちょっと甘い中国ソーセージと塩玉子のヤム(甘酸っぱくて辛い和え物)。
そして、ビールです。
ビールを注文するとプラスチック制のバケツ。
子供が公園の砂場で遊ぶようなバケツに氷を入れてきてくれます。
その氷をグラスに入れて、まるでコーラのようにビールを注ぎます。
タイにはまると、氷ビールがおいしく感じます。
ここは「空飛ぶ空芯菜」が有名なお店ですが、メオダムちょっとお疲れ気味で、空芯菜をキャッチする自信がありません。
空を飛ばずに、中華鍋からお皿に直行した空芯菜は、やっぱり空を飛んできたものとは、味が違うのか、ふつうなおいしさでした。
やっぱり、空芯菜が空を飛んだという興奮も、味覚に影響しているのでしょうね。
この火力で空芯菜を炒めるのですから、一般家庭でこの味を出すのは難しいわけですね。
手早く炒めて、1分とかからず出来上がり、だから空芯菜のシャキシャキ感がしっかり残っていて、おいしいんでしょう。
ほんと、最初に中華鍋に空芯菜を投入した時など「ガス爆発」でも発生したのかと思うような火柱が上がります。(YouTubeのビデオを見てください)
足元に、同族を歓迎してくれるのでしょうか、どこかからネコがやってきてまとわりつきます。
たぶん何か食べ物でも欲しいのでしょうけれど、メオダムのテーブルに並んだ料理にネコが好きそうな食材は見当たりません。
ナーン川に浮かぶ筏のレストランからは生バンドが演奏するタイ・ミュージックが聞こえてきます。
メオダム一人の遅い夕食なので、簡単に食べておしまいです。
足元のネコにはヤムに入っていた中国ソーセージを一切れ進呈しましたが、中国ソーセージはお気に召さないのか、見向きもしてくれませんでした。
お会計ですが、〆て210バーツ。
ホテルのレストランならビール代だけでこのくらいの金額になるのでしょうけれど、伝票を握った店員さん、笑顔で「200バーツでいいわよ」と10バーツもディスカウントしてくれました。
いゃ~ピサヌローク大好き。
もともと、このレストランは100バーツ以下のメニューが多く、シーフードとかちょっと値の張るものでも、200バーツを超えるメニューはあまり多くありません。
しかし、自然環境に恵まれたピサヌロークは素材が新鮮でおいしく、料理人の腕も確かです。
メニューはちゃんと英語のものもありますが、英語のメニューよりタイ語のメニューの方が、料理の種類が心なしか多い気がします。
英語メニューでは、外国人が注文しそうにない料理などは省略しているのかもしれませんね。
では、この店でメオダムお勧めの料理を少しご紹介します。
まずは何はともあれ、パクブーン・ファイデーン、空芯菜炒め
続いて、同じ空芯菜をフリッターにして、具財たっぷりのヤムのソースを和えて食べていただくヤム・パクブーン・トートクロープ。
具財にシーフードをアレンジしてもらうと絶品です。
バンコクではソンブーンのカニカレーが大人気ですが、残念ながら内陸のピサヌロークではソンブーンのような立派なカニはなかなか手に入りません。
カニの代わりにイカを使ったプラムック・パット・カリーはイカのカレー炒めで、手ごろな金額で楽しめ、ご飯が進む一品です。
メオダムはビールが好きなんですが、ビール好きの人にお勧めしたいのが、ラープ・トートです。
ラープとは、タイ東北部の名物料理で、「肉のたたき」で、ハーブ類を一緒に混ぜ込んでいます。
このラープを肉団子のように丸めて油で揚げたものが、ラープ・トート。
ちょっとピリ辛で、とても香ばしく、この一皿でビールが2倍おいしく感じられます。
最後は、「タイ料理はちょっと食べつけないな」という人にも喜んでもらえる、中国料理に近いガイ・パット・メットマムアンです。
日本語で紹介するには、「鶏のカシューナッツ炒め」と言ったらわかってもらいやすいかもしれませんね。
大きな赤トウガラシが入っていますが、大きいのですぐ見つけられますので、辛い物が苦手な人は、トウガラシ避けて食べていただければ、それほど辛くありませんし、カシューナッツが辛さを中和してくれます。
タイはカシューナッツの産地としても知られています。
どうですか?
皆さんも是非、ピサヌロークの夜は「空飛ぶ空芯菜」の店へ来てみませんか。
メオダム一押しです。
朗報! あなたも食べに来ませんか
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https://e.his-j.com/trip/ciao/voyage/04A_30/OC-FBZ7852/____1
このコースでは、空飛ぶ空芯菜キャッチも体験で来てしまいます。