サワディーカップ
メオダムです。
年明けに日本へ一時帰国したときのことです。
配偶者から「腕時計が止まってしまったので、年末に電池交換したのに、3日でまた止まっちゃった」
という。
そして、電池交換をしてもらったデパートの時計売り場で事情を話したところ
『これは内部の清掃が必要』と言われてしまったんだそうだ。
その清掃料金は1万円以上するそうで、
「タイだったら安いんじゃないの」
ということで、タイへ持ち帰らされてしまった。
以前にも配偶者のブランド物の腕時計の電池交換を日本で行おうとしたら、ブランド物は裏蓋を開けるだけで数千円と言われてたのが、タイでやったら千円にもならない金額で電池交換できたことがある。
いくら何でも早すぎないかぁ?
「あのぉ、年末にも電池交換したけど、3日で止まって、内部清掃が必要って言われてたんですけど」と恐る恐る申し出てみる。
下手なこと言って、「あっそう、じゃメーカーに出して清掃してもらいましょうか、ちょっと高いかもよ」なんて言われたら困ってしまう。
店の主人は、そんなこと百も承知と言った口ぶりで
「そう、電極の周りが汚れていたのでキレイにしといたよ」という。
さらに、
「また止まるようなことがあったら持ってきな、電池代返すよ」とまで言う。
うーむ、なかなかの自信。
では、その言葉を信じて、200バーツを払って持ち帰る。
それから、一週間、一か月、そして3ヶ月と過ぎたけれど、ちゃんと動いている。
あの主人、さすがだ。
同じようなことをノートパソコンでも経験したことがある。
電源につないでも、バッテリーがチャージしない。
電源だけで使っている分には問題ないが、外出先でバッテリー駆動すると、バッテリーが減っていく。
電源につなげても、バッテリーチャージしないから、バッテリー残量メーターがノートパソコンの余命を示しているみたいで悲しかった。
日本のメーカーやパソコンショップに修理見積をメールで依頼したけれど、新品が買えてしまうほどの金額で、さらに悲しくなった。
そして、ついに運命のバッテリー残量ゼロ。
ピサヌロークの市場街にある携帯電話ショップの一角で「パソコン修理します」と看板を出している店に持ち込んでみる。
実は、10年ほど前にタイでのパソコン修理で、メモリなどのパーツが安物にすり替えられたという痛い目に遭ったことがある。
また、すぐにOSを再インストール、しかもライセンスのない海賊版を入れようとするので、あんまりタイのパソコン修理を信じていなかった。
しかし、ワラにもすがる思いで、修理に出したら、3日で治ってきた。
パソコン内部の配線で接触が悪かっただけとのこと。
修理代は500バーツ。
話が、それてしまったけれど、時計の話にもどりましょう。
実は私の腕時計(写真右側)も、ときどき止まってしまう。
しかもバンドがボロボロ。
タイは暑くて、汗をかくから、腕時計の革バンドがすぐにダメになる。
私の腕時計のバンドは少し形状が変わっているので、時計屋によっては「ダメダメ、このタイプはないよ」と言われたりしていた。
しかし、H.I.S.ピサヌローク支店前の時計屋なら、すべて解決してくれそうな気がする。
さっそく持ち込んでみる。
時計屋の主人、またルーペを目に当て、真剣な顔で作業開始。
こんどは、なかなか大変そう。
「錆びてるよ」
と一言。
「もうだめですか」とメオダムはまたも恐る恐るお伺いを立ててみる。
「夕方また来てごらん」
と言われて、いったん退散。
夕方は結局バタバタしていて、時計屋へ行ったのは翌日になってから。
「もうだいぶ古い時計だから、絶対に水につけたらダメだぞ」と注意を受ける。
そして、ちゃんと復活している。
バンドも新しく、やわらか皮になっている。
しかも、バンドの留め具も一つダメになっていたから交換しておいたとのこと。
これで〆て740バーツ也。
内訳は、バンド500バーツ、電池交換200バーツ、留め具交換40バーツ。
技術料とかの発想はないのかもしれない。
いずれにしても、いい時計屋が近くにあってよかった。
みなさんも、もし時計のことでお困りでしたらピサヌロークへお越しになってみたら如何ですか?
またもメオダムより
今年のピーターコン祭りツアー、先日から申し込み受付が始まっています。
ちょっと他社の類似ツアーをネットで調べてみたら、ぶっちぎりに破格な料金設定になっていることが発覚。
もちろん、他社とは内容に違いがありますので単純比較はできません。でも、どう見比べてもコスパは光ってます。
やっぱり、地元に支店を開設しただけあって、仕入れコストが大幅にセーブできたようです。
往復利用する飛行機は、現在の予定ではプロペラ機のようで、座席数も限られていると思いますので、ピーターコンを今年こそ見たいと思われている方は、お早めにお申し込みください。