H.I.S.Tours ピサヌローク支店
こんにちは
この4月から H.I.S の新入社員となったリュウです。
この前に私がピサヌローク県の山奥にある故郷(ナコンタイ)へ帰りました。
両親と久しぶりに出会って、とても嬉しかったです。
どうして私が両親と出会ったことを書くのは理由があります。
まず、タイ人の考え方について説明させていただきます。
もし、説明しないと、これから書くブログの話が分からなくなってしまうでしょう。
タイ人は人間でも動物でも、それに、物にも「魂」があると信じています。
我々の魂は自分の心にあります。自分の心とは、我々の気持ちです。
我々が嬉しいのだったら、魂も同じ気持ちであるはずですが、
悪いことに遭遇した時はちょっと違います。
それは魂が自分から消えてしまって、そのため、不運な事が次々に起きます。
そのため自分の魂を戻すために、呼び戻す儀式を行ったりします。
でも、不運の時にだけ儀式を行うわけではありません。他の機会にも行います。
例えば、結婚式とかなどでも行います。
つまり新しい生活を始める時に行います。
私は卒業したばかりなので、それで、両親がこの儀式を行ってくれました。
儀式の行い方はバイシー(บายศรี)という花と葉っぱで飾っている入れ物を準備して、
それに、料理を1セット準備して、霊媒師のような人を呼んできて、儀式を始めます。
儀式を終わってから、サイシン(สายสิญจน์)というコットンから作られた糸で私の手首に巻いて縛りました。
この儀式の参加した人が一人ずつ巻いてくれて、
知り合いと親戚から小遣いをもらいました。小遣いの一部は寄進します。
それに、この儀式で親戚同士が久しぶり会うことができます。
家族が一緒になれる日となるわけです。
メオダム独白
昨年行われたルーイ県のダンサイ村で開催されたピーターコーン祭りの写真をピサヌローク支店のホームページにアップしました。
http://www.his-bkk.com/phitsanulok/gallery.php
今年は7月の第一週の週末に開催されます。
このピーターコーン祭りのダンサイ村へ行く途中に、新入社員のリュウ君の出身地「ナコンタイ村」があります。
ナコンタイ村は、本当に田舎ですけれど、タイの歴史の中では大変に重要な土地です。
スコタイ王朝を成立させた初代の王様、シーインタラーティット(พ่อขุนศรีอินทราทิตย์)の出身地でもあります。
きっと、そのうちにリュウ君がタイ最初の王様のストーリーを紹介してくれることと期待してます。