サワディーカップ、メオダムです。
先週はウドンタニへ行ってきました。
この一年で3回もピサヌロークに来てくださっているお客様と一緒に、ちょっと遠出したんです。
ピサヌロークからウドンタニまでは360kmほど、ちょうどバンコクとピサヌロークの距離と同じですが、ウドンタニへは途中にいくつかの峠道もある山岳道路です。
さて、近年日本人の間でも少しずつ有名になりつつある「ウドンタニの赤い睡蓮の海」ですが、ウドンタニの市内から約50kmほど南東にあります。
海と入っても、本当は大きな沼です。
ここで赤い睡蓮の群生が見られるのは12月から3月くらいまで、メオダムが訪れたのは1月17日でしたが、満開と言ってもいいくらいの咲き具合でした。
睡蓮とは、眠るハスと書くくらいで、咲いているのはアサガオと同じで朝早くだけ。
昼近くになると花びらを閉じて寝てしまいます。
ですので、赤い睡蓮の景観を楽しんでいただくには、早起きをしていただく必要があります。
紅い睡蓮の海である沼の名前はクンパワピーと言います。
もともとは沼での漁業を生業としている土地でしたが、観光客が増えたので、観光客向けの仕事をする人も増えています。
今回睡蓮見学で利用したボートは沼の東岸、チェーレー村からの出発です。
ここはまたまだ観光客に知られていない穴場で、昔ながらの景色が広がっています。
ボートは小さなボートが300バーツ、少し大きな6人くらいは乗れるボートが500バーツで、遊覧時間は60~90分くらいです。
岸から離れて少し行くと、すぐに赤い睡蓮が出迎えてくれます。
そして、沖へ行けば行くほど睡蓮の密度は高くなっていきます。
睡蓮の花は水面から少し上で咲きます。
そのため、少し離れたところから見ると、沼全体がピンク色のカバーに覆われているように見えます。
群生地に入るとたくさんのボートが来ています。
韓国からの観光客でしょうか、ボートの上に太極旗を掲げたボートが複数見えました。
「日の丸」のボートは発見できませんでした。
毎年日本からは100万人以上もの人が来ているそうですが、ほとんどの日本人はバンコクだけに滞在して、なかなかタイの地方へは足を向けてくれません。
タイの地方は交通の便が悪かったりするけれど、そうした不便を少しでも解消して、もっと日本人が来てくれる環境を整えようと、メオダム毎日奮闘しています。
幻想的なピンク色の世界は絶対に感動させてくれるはずです。
バンコクから飛行機で1時間、最近は格安航空も頻繁に飛んでいて、朝うーんと早起きすれば、バンコクからの日帰りもできてしまいます。
H.I.S.バンコク支店では、バンコクからの往復航空券とセットになった日帰りツアーを2月中旬まで販売しています。
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また、ウドンタニ空港発着プランもオンラインで販売しています。
=> ウドンタニ空港発着ツアー: https://activities.his-j.com/TourLeaf/UTH0001/
紅い睡蓮の海の最後は、沼の中に浮かぶ小島に上陸します。
ここには古いお寺があり、仏像があります。
これからの春休み、タイへの旅行を検討されている方、ウドンタニへ出かけてみませんか?
若い方で、バンコクから夜行列車でウドンタニを目指されるなら、メオダムがオリジナル・プランのご相談に乗りますので、メールでお問い合わせください。
メールアドレス: phs-tours@his-world.com
ウドンタニからピサヌロークまでは景色の良い山間部を抜けて走るバスの便もあります。(所要6-7時間)