サワディーカップ
ピサヌロークのメオダムです。
メオダムは先週末にちょっとしたドライブ旅行をしてきました。
駆け足旅行だったのですが、その中から今日はピサヌロークのお隣り、ルーイ県にありますプートーク山をご紹介します。
プートーク山はルーイ県の北側、メコン川を隔ててラオスと国境を接するチェンカーンの郊外にあります。
山の高さは海抜470メートルだそうですから、そんなに高い山ではありません。
でも、このプートーク山ではこの季節、早朝には雲海が見られることが多く、タイの人たちには人気があるそうです。
メオダムは午前6時前にチェンカーンの宿を抜け出しました。
まだ外は真っ暗ですが、ウォーキングストリート周辺では托鉢のお坊様が回っています。
真っ暗な道を車で走ること10分ほど。
プートーク山の麓に到着しました。
ここにはたくさんの観光客が来ています。
そして、観光客相手に商売をしている小屋が並んでいます。
朝食を売る店、防寒着を売る店、お土産物を売る店、、、。
そう、この朝の気温は11℃まで冷え込んだそうで、みんな厚着をしています。
そらにはオリオン座も見えています。
麓にはゲートがあって、ゲートの右側の切符売り場で、ひとり25バーツの切符を買います。
これは麓から頂上までの往復バス代となっています。
バスと言っても、小型トラックの荷台に乗って上るんです。
トラックの荷台なので、寒風が吹きこんできて、やたらと寒いです。
運転手さんに頼めば助手席に座らせてもらえたかもしれません。
寒さに凍えること10分の辛抱で、プートーク山の頂上に到着。
ここもご来光を拝もうと早起きした観光客でいっぱいです。
日の出は06:30頃なので、少しまだ時間があります。
コーヒーでも飲みながら暖を取りたいところですが、山の上には売店がありません。
少し明るくなってきたところで、下界を見下ろすと、一面の雲海です。
そして、山の稜線が赤く染まってきています。
日本にいる時は、雲海なんて別に気にしたこともありませんでしたが、タイでは神秘の対象でもあるかのように、嬉々として「スワイ、スワイ(綺麗)」を連発しています。
スマホで写真を撮る人が圧倒的ですが、大きな一眼レフを構える人も多くいます。
タイの人は写真が好きなんですね。
雲海の中からのご来光の写真を撮るだけではなく、自撮りに夢中な人もたくさんいます。
モデルさんも裸足なくらい、バッチリとポーズを決めていたりして、はたから見ているととても面白いです。
自撮りする人は若い人だけではありません。
いろんな世代の人が写真に夢中です。
タイの田舎ではマスクの着用率が低いのですが、ここではほとんどの人がマスクをしています。
たぶん、防寒用にマスクをしているのかもしれませんね。
さぁ、ついに太陽が見えてきました。
私の旧式スマホでは、目で見た美しさを再現できないのが残念です。
雲海とはよく言ったものですね。
さざ波がたつ、たしかに白い海のようです。
タイ語ではタレー・モークと言うそうで、日本語に直訳したら「霧の海」でしょうか。
プートーク山のあるチェンカーンへの行き方ですが、バンコクからルーイまで飛行機で飛んで、ルーイ空港からチェンカーンまでは車で1時間少々です。
また、ピサヌロークからだと車で4時間半ほどかかりますが、途中は景色の良いところが多いので、時間があればピサヌロークから行ってみることをお勧めします。