サワディーにゃお!
ピサヌローク支店のメオダムです。
ようやくピサヌロークも雨期らしくなってきて、2日おきくらいに雨が降ります。
ザーっと30分くらい大量の雨水が天から降り注ぎます。
時間帯は、午後から日没頃にかけてです。
さて、今日はピサヌロークのストリートアートをご紹介しましょう。
去年あたりから、ピサヌロークの街では、建物の壁などをキャンバスに見立てて大きな絵を描くのが流行しているようです。
この野球帽をかぶったヒョウの絵が描かれている壁は、ピサヌロークの鉄道駅近くにある金行(金を売り買いする金屋)の壁です。
よく見るとヒョウの周りには金貨が散りばめられています。
ヒョウの牙も金色をしてます。
"Chaipat Gold"と書かれてますが、これは金行の店名のようです。
金行が店の宣伝のために描いてもらったのかもしれません。
右下には"Huafoo Art 2020"とサインが入ってます。
このヒョウを使ったストリートアートは他にもあります。
こちらはピサヌローク警察署近くにあるローカルなコンビニの横壁に描かれたものです。
野球帽からスーツに返信してます。
手にはコーヒーみたいなものを持っています。
これもコンビニの宣伝に貢献しているのでしょうか?
こちらのヒョウは帽子もスーツも着用していない野生児です。
穴から飛び出してきている構図ですが、これは何の目的でしょう?
場所はピサヌロークのバスターミナルの近く。
やはり店の横壁に描かれているものですが、店自体が何屋か分からないような店で、ジョニ黒のビンと優勝カップらしいものが棚に飾られていて、商品らしきものも見当たりません。
なお、この3か所の壁画ですが、表以外に数字の"8"のようなものも描かれています。
これもメオダムには何を意味するのかよく分からないのですが、想像としてサインの"Huafoo"とはピサヌロークに多い華僑の使う漢字で「八虎」だったりするんじゃないかと推測してます。
こちらはメオダムでもわかりやすいです。
ハイスクールの壁に描かれてて、ゴミや公害に関する啓蒙を目的にしたものでしょう。
たぶん、この手のは昔からあって、日本の学校でもありそうな気がします。
これもわかりやすい。
メオダムのいるピサヌローク支店の横にある塀で、ここの路地には毎夕「タプティムクロープ」と呼ばれるタイのミツマメのような冷菓を売る屋台が出ます。
ここのタプティムクロープはタイ人の間で「タイで持っても美味しい冷菓」として人気で、毎晩たくさんの人が遠くからも食べに来て賑わっています。
ということで、ピサヌローク市内を歩いていると、このようなストリートアートに出会うことが多くなりました。
もっとも、これらの絵を見ている限り、"アート"というのは、随分と広い範囲で解釈が成り立つものだと感心してしまうのですが、最近描かれた大作は芸術レベルに達している気がします。
これは昔は映画館だったと思われる廃墟の壁に描かれたものです。
タイではコロナ第三波がまだ続いており、なかなかタイ国内旅行にも出にくい状況が続いていますけれど、ピサヌロークでは先週より飲食店内でのアルコール飲料販売が再開されました。
そして、プーケットでも今日からサンドボックス計画で外国人観光客の受け入れが再開されています。
残念ながら、入国が認められる外国人観光客の中に、日本からの旅行者は含まれていないそうです。