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サワディーにゃお！

みなさん、お元気ですか？

ピサヌローク支店のメオダムです。

今日は3年ぶりに本格開催される予定のピーターコン祭りについてご案内します。

ピーターコンはピサヌロークから北西へ車で2時間半くらい(約150km)走ったところにある山奥の小さな村で開催されるオバケ祭りです。

村の名前はダンサーイで、ルーイ県にありますがピサヌローク県との県境に位置しています。

2019年までは、毎年盛大なお祭りが開催され、村人たちがオバケに扮して、踊ったり、パレードしたり、うろついたり、観光客との記念写真に納まったりと、ハチャメチャ感のある楽しいお祭りでした。

ピーターコン祭りの謂れに関しては諸説あるようですが、観光化する以前から、地元に伝わる伝統行事としてのお祭りだったようです。

いまでも、仏教と精霊信仰が合わさった儀式に則って開催され、村のシャーマン(祈祷師・呪術師)が精霊たちからのお告げを伝える預言者として祭りを取り仕切っています。

この担ぎ上げられている人が村のシャーマンです。

この写真は2021年のピーターコン祭りのものですが、実はピーターコン祭りは2020年と2021年について対外的には新型コロナウイルスの関係で中止が宣言されていましたが、実際にはひっそりと伝統に従って儀式としての祭りが開催されていました。

村の中で、オバケたちは伝統的な儀式だけのお祭りをこの2年間続けてきたわけですが、根はやたらと陽気なオバケたちなので、観光客と一緒に弾けたいと思っていたことでしょう。

そのなエネルギーが充満して、3年ぶりに観光客を迎えてのイベントですので、きっとオバケたちも大ハッスルすることでしょう。

今年は今のところ新型コロナウイルスの感染状況も落ち着き始め、またタイも外国からの観光客の受け入れを本格化し始めたこともあり、7月1日～3日までの3日間でピーターコン祭りを開催する事が発表されました。

まだ、詳細は発表されていませんが、例年祭りの初日はシャーマンが中心となった儀式が中心で、2日目と3日目にピーターコンの本領を発揮したにぎやかなイベントが行われてきました。

メインイベントのひとつで、ピーターコン祭りが最高潮となる山車を繰り出しての大パレードは、2日目か3日目か、たぶん直前まで決まらないのではないかと思われますが、大音響とともに熱気に包まれるパレードは一見の価値は十分あります。

他にも、例年はコンデストなども開催され、村をあげてのお祭りとなっています。

山奥のちっぽけな村のどこにこんなパワーが潜んでいたのかと、感心するとともに、これもやっぱりオバケ・パワーなのかなとメオダムは感じしてます。

村の学校の校庭には特設ステージが作られて、ピーターコンたちのショーやコンテストが繰り広げられていました(2018年)。

今年7月のピーターコン祭り、たぶん7月には日本を始め海外からタイへの旅行もずっとしやすくなっていると思われます。

日本からも、そして滞在中の日本人の皆様も、3年ぶりに復活するピーターコン祭りを見に行って見ませんか？

H.I.S.ピサヌローク支店では、ピーターコン祭りの見学とスコータイ遺跡観光を組み合わせた1泊2日のツアーの募集を開始しました。

https://his-bkk.com/packagetour/j-fpphsphitakhon/

このツアーでは、パレードなどのメインイベントが2日または3日のいずれに開催されることになっても、スコータイ観光する日とピーターコン祭りへ行く日とを入れ替え対応出来るようにしてあります。

もし、ツアーでの参加ではなくプライベートでのアレンジをご希望の方は、H.I.S.ピサヌローク支店へメールでご相談下さい。

メールでのお問い合わせ先
phs-tours@his-world.com

ちなみに、自力でピーターコン祭りへ行かれたい方への情報です。

ピサヌロークからダンサイ村へのバスは現在、1日2便がナコンタイ・バスによって運行されています。(下の写真)

ピサヌローク発は午前中と午後に1便ずつで、所要時間は3時間くらいです。

他にチェンマイ・チェンライとウドンタニを結ぶ夜行バスもダンサイ村を経由しますが、ダンサイ通過は深夜となりますのでお勧めできません。

公共交通機関を利用される方は、ダンサイでの宿泊が必要となりますが、宿泊施設が限られていますので、お早めに手配されることをお勧めします。