サワディーにゃお!

お元気ですか、ピサヌローク支店のメオダムです。

皆さんご存知の通り、4月13日から15日はタイのお正月、ソンクラーンでした。

今年は週末と続く形で長い連休となりました。

ソンクラーンといえば「水かけ祭り」として有名ですが、残念ながら2020年より新型コロナウイルスの関係でタイ政府より「水のかけ合い」は禁止されています。

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この写真はピサヌロークではなく、東北部タイのブンカーン県で見かけた光景です。


さて、このソンクラーンのある今の季節は、タイで最も暑い季節とされています。

この暑い季節になって美味しくなるのがマンゴーです。

ピサヌローク周辺はマンゴーの産地として有名です。

今年もマンゴーは大豊作で、味もよく、価格も安いので、メオダムもこのところ毎日のようにマンゴーを食べています。

そんなマンゴーをただ食べるだけではなく、果樹園で収穫するといった体験も、今年のソンクラーン連休期間中に体験しました。

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ここがメオダムがマンゴーの収穫体験をしたピサヌローク郊外の果樹園です。

ここでは主にナームドークマーイという品種のマンゴーを栽培しています。

そして予約をすれば、自分でマンゴーを摘み取ることもできます。

ここのマンゴーは袋がけされています。

袋には二色あり、青い袋はまだ収穫には早いマンゴー、赤い袋はもう収穫できるマンゴーです。

このように素人でも判断できるようにしています。

マンゴーにかぶさっているのは紙袋なので、袋の外からは中のマンゴーの様子を確認できません。

どれを収穫するか選ぶには、ひとつずつ袋を外して、中を確認する必要があります。

袋を外してみて、緑色が薄くなり、黄色っぽくなってきていたら、もう熟していて、そろそろ食べごろです。

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スーパーや市場などで売られているマンゴーは、緑色が濃いうちに収穫します。

緑色の未熟なものでないと、輸送に耐えられなかったり、日持ちしないため流通に適しません。

そこで、未熟なうちに収穫して、売る直前にエチレンガスなどで熟させているそうです。

なので、こんなに熟してしまったマンゴーは、業者へ出荷できないのだそうです。

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このくらいのマンゴーがマーケットへ向けて出荷するのに適しているそうです。

このまま収穫して、ビニール袋に入れておくだけでも、数日後には黄色く熟して食べられるようになるそうです。

しかし、せっかく果樹園までやってきて、市場やスーパーで売っているのと同じレベルのマンゴーでは面白くありません。

ここでしか手に入らないもの、つまり樹上完熟マンゴーを狙いたいと思います。

まずは、紙袋の上からマンゴーをチェック。

重さや大きさを手探りしてみます。

まだ樹上段階では、弾力は余りありません。

十分に大きいと思われたらば、紙袋を外して、色合いを見ます。

また表面に傷がないかもチェック。

熟し加減はあるていど適当でもOKです。

完熟ばかりだと、日持ちしないので、食べきれなくなってしまいます。

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マンゴーはだいたい手が届くところになっています。

背伸びしかければ届かないものもありますが、子供でも届くところにも実っています。

そして、ここの果樹園では、アリ対策がなされているんです。

通常、マンゴーの木にはツムギアリという種類のとても攻撃的なアリが住み着いています。

このアリに咬まれると、とても痛痒いので完全防備でないと近づけません。

それが、ここではアリを寄せ付けない薬を撒いてあるので、アリの心配はないのだそうです。

しかし、ひとつだけ注意しておくべきことは、ビニールの手袋などを持参されると良いかもしれません。

マンゴーは漆(うるし)科の植物なので、樹液などに触れるとかぶれることがあります。

マンゴーを枝からもいだ時とか、樹液に触れてしまう可能性はあります。



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さて、このマンゴーは超完熟マンゴーです。

マンゴーは完全に熟してしまうと、樹上から自然落下するそうです。

そうして落下したマンゴーにはもう商品価値はありません。

すぐに傷み始めてしまうのだそうです。

だから、農園の人たちが拾って自分たちで食べる程度で、あとは捨ててしまうのだとか。

しかし、この自然落下超完熟マンゴーは、絶対に食べていただきたい逸品です。

メオダムは、日本の秋に幼稚園の遠足で行った「栗拾い」のように「マンゴー拾い」に熱中してしまいました。

イガイガがないので栗拾いよりマンゴー拾いの方が簡単です。

紙袋ごと地面に落ちているマンゴーを拾うだけです。

あとは大急ぎでホテルへ戻って冷蔵庫に入れるだけ。

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自然落下超完熟マンゴーを冷蔵庫で一晩寝かして、持参のナイフで魚のように三枚におろします。

ナームドークマーイ種は種が薄っぺらいので、マンゴーの切り身が簡単にできます。

スライスしたマンゴーの中心部分を見てください。

黄色がひときわ濃くなっています。

これがギリギリ超完熟部分。

マグロで言ったら大トロに相当する部分です。

カスタードのようにとろける感じで、甘さも濃厚です。

三枚におろした種の部分も、マグロでいったら「中落ち」に相当します。

味が濃くて、薄っぺらな種にしゃぶりつくように食べます。

ぬぐっても、ぬぐっても、口の周りから甘い汁が滴り落ちしてしまいます。

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どうですか、「マンゴー狩り」を体験してみたいと思いませんか?

5月中旬くらいまでマンゴーの収穫体験ができるようです。

もし、マンゴー狩りをやってみたいという事でしたら、H.I.S.ピサヌローク支店メオダム・クラブまでメールでお問合せ下さい。

お問合せメールアドレス : phs-tours@his-world.com

メオダムが訪問した果樹園はピサヌロークの中心部から車で20~30分ほどのところにあります。

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このマンゴーだと、収穫後にカゴにでも入れて日陰に2~3日放置すると黄色くなります。

そうしたら冷蔵庫に入れて下さい。

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