ハワイの自然 2012.07.01
今日は、パラダイス(ハワイ)で生きる僕の日常のお話。
ハワイの生活は、良いことばかりじゃない。
天候や温厚な人柄、生活のスピード、、、
なんて良い面もたくさんあるけど、物価が高いこと、
退屈な日常、交通の便の悪さ、、良くないことも結構ある。
そんな日常を乗り切るには、心を沈ませ瞑想する時間が必要なのだ。
その時間とは、僕にとってサーフィンをしている時。
サーフィンは、スポーツであり、僕にとっては精神的で崇高なものなのだ。
そう、今日はそんなサーフィンの話をしよう。

仕事のない日の朝の行動は決まっている。
シャワーを浴び、歯を磨いて髪をとかし、服を着る。
そして、スライドのドアを開けビーチを見下ろしていると、
コオラオ山脈から日が昇り、波や風の音、鳥の泣き声が
心地良い恍惚状態にしてくれる。もっとも神秘的でエキサイティングな瞬間だ。
ゆっくり呼吸を整え、数分間目を閉じる。すると自分自身がどこかに消えて、
自然だけの世界になる。それから、沖でさざめく波を見つめる。
風のないところでは水が水面に浮かぶ鏡のように穏やかだ。
もし水面から頭を出す海がめを見つけたら、良い兆候だ。
アザラシになんて遭遇したら最高だ。

 
サーフボードに乗ってパドリングすること10分程で、波はもう肩の高さにくる。
水が気持ち良い。僕の中の憂鬱をすべて洗い流してくれる。
自然の力と美しさを感じて、ただ僕は自然の中にいる。
そしてまた右手と左手を波をかき分けて前に進む。
それから、波が立つ瞬間にスナップして一瞬で波に乗る。
この瞬間、これまで僕が感じた憎しみや憎悪をすべて取り払ってくれるような気がする。
それからボード上でバランスを保ち、高い波へと進む。
波に乗りながらボードの上で座れるくらいに屈んでみる。
ボードのノーズ(先端)に近づくと、ボードの後方が波につきささる(White Wash)。

ノーズ 先端に十本の足指をかけ、ライディング。
これがいわゆる「Hang Ten」という技だ。簡単ではないけど、挑戦しがいのある技だ。
ビーチにもよるけど、海底を覗くことができる、一瞬ではあるが静かな瞬間だ。



 
こうして僕は僕の日常を愛して生きている。
毎日サーフィンもいいけど、週に二回で十分だ。
こういう環境で育っているからハワイの人は温厚で穏やかな人柄が多いといわれる所以かもしれない。

サーフィンに限らず、ハワイの自然を感じるアクティビティーを通して
ハワイ人のメンタリティーを感じてください。


GDUBB@APO


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