sunH.I.S.Tours ピサヌローク支sun

年末年始だけ、連日連載ののメオダムです。

先日、ピサヌローク中心から車で1時間ほどのところにあるヌンマプラーンという村へ行ってきました。

今から30年以上前、サントリーのウーロン茶のCMで中国の桂林を舞台にしたものが大ヒットしたことがありました。

今のように経済発展した中国ではなく、まだ素朴な印象の中国で、ニョキニョキとタケノコのように伸びた山を縫うように流れる漓江、とても詩情あふれる景色が広がっていました。

この景色を見てみたいと、日本では桂林旅行のブームが起きたほどです。
近年では、ベトナム北部のハロン湾が「海の桂林」と銘打って、観光客をたくさん集めているようですが、ピサヌロークにも「ピサヌロークの桂林」と呼ばれる場所があります。

タイでも南部マレー半島の方では、ニョキニョキとした石灰質の山があちこちに生えていて、珍しくもなんともないのですが、北部タイではニョキニョキ山はあまり多くないようです。

そんなニョキニョキがピサヌローク県のヌンマプラーン村では観光名所になっており、タイ人の間でフォトジェニックな場所として人気急上昇中との情報を聞きつけましたので、百聞は一見に如かず、さっそく行ってみてきました。

ピサヌロークからは国道11号線を少し南下して、左に折れて田舎道をずっと走ったところがヌンマプラーン村です。
ピサヌロークのバスターミナルからは紫色をしたバスが村の中心部まで通っています。


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沿道はのどかそのものの田園地帯。
カカシがずらりと並んでいたりしますが、これはインスタ狙いの施設の一部のようで、ちゃぁんと撮影のための仮設台まで用意されています。

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ニョキニョキがたくさん見られるのは、ヌンマプラーン村でも、中心部から数キロ奥に入ったバーンムンという集落だそうです。

バーンムン集落に近づくにつれて、山容がちょっと変わってきました。

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しかし、まだニョキニョキというよりも、断崖絶壁が立ちはだかり、日本なら「屏風山」とでも呼ばれそうな山並みです。

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バーンムンの集落に到着。

観光地になってきているという割には、タイのどこにでもある田舎と変わらない雰囲気です。
しかし、山のニョキニョキ度は高くなってきています。

バーンムンの集落の中へ入っていくと、へんなものがニョキッと出てきました。

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この先が三角になった四角柱はタイの道路にあるマイルストーンの形です。
しかし、マイルストーンはこんなに巨大ではありません。
それにコウモリが飛び回っている絵が描かれています。

タイ文字で書かれているのは「ようこそバーンムンへ」といったところです。

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桂林ならこの小川が差し詰め漓江となるのでしょうが、ピサヌロークではただの茶色い小川です。
周りで背高く伸びているのはサトウキビ。
そろそろ収穫の季節です。

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集落からさらに奥へ進んだところに「バーンライプータワン(บ้านไร่ภูตะวัน)」という観光施設がありました。
日本語にしたら「太陽山の畑作農家」といった意味でしょうか。
園内はキッチュなオブジェが配置されたりして、観光客がポーズを決めて写真を撮っていたりする。

入り口の係員に聞いたところ、「来月になったらヒマワリが満開になって素晴らしいよ」という。
そういえば、ニョキニョキ山をバックにしたヒマワリ畑の写真を見たことがあるような気がする。
ちなみに入場料は10バーツ。

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ちなみに、ピサヌロークはマンゴーの生産が盛んな土地だけれども、中でもここヌンマプラーンは品質の良いマンゴーが採れる土地として有名らしい。
マンゴー畑のマンゴーもだいぶ大きくなっているのもあり、こちらも来月くらいから楽しめそうだ。

(続く)



Google MapにもH.I.S.ピサヌローク支店が反映されています。
このマップでも情報発信をしていく予定です。

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