sunH.I.S.Tours ピサヌローク支sun

サワディーカップ、メオダムです。

前回はピサヌロークでフォトジェニックになってもらおうと「おやゆび姫の池」をご紹介しましたが、今回もフォトジェニック狙いなスポットをご紹介します。

カオコーという高原リゾートがピサヌロークから車で1時間半くらいのところにあります。

タイの人たちには「タイのスイスだ」そうでして、大変人気です。
特に、乾期の今は、気温が下がって「寒い、寒い、サバイ、サバーイ」とタイの人たちはめったに着ることのできないダウンジャケットなどを着込んで、大はしゃぎです。

Img_2703ピサヌロークからカオコーへは、こんな山道を走っていきます。

もっとも、寒いなんて感じるのは、朝晩だけで、昼間は暑いくらいです。
そのカオコーの中でも、特に人気が高いのは、ワットパーソーンゲーウというお寺です。

日本語に訳したら、ちょっと自信ないけど「ガラスに隠された崖のお寺」で良いのでしょうか?
今日も手伝いに来てくれる学生さんたちがいなくて一人なので、間違ってたらごめんなさい。

カオコーが近づいてくると、タイの人たちが「スイス、スイス」と喜べるように、スイス風のロッジとかペンションなんかが現れます。

そして、なによりカフェがやたらと乱立しています。
それぞれ、ちょっと趣向を凝らしたカフェばかりなのですが、共倒れしないかとメオダムは心配になってきます。

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そんなカフェ街道みたいな国道12号線から細い脇道へ入ってしばらく行くと、お目当てワットパーソーンゲーウが見えてきます。

この細い道沿いには、イチゴ農園があります。
日本の大きくて甘いイチゴと比べたらばかわいそうですが、タイの人たちは「ワーイ、イチゴだ、イチゴだ」と大喜びです。

この細い道はやたらと坂が急だったりするのですが、その坂を上り詰めたところに、絶景カフェとして人気の「ピノ・ラテ」があります。

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ここは規模の大きなカフェで、敷地も広く庭にはお花が咲いています。

ここからだとワットパーソーンゲーウを見下ろすことができまし、左手に迫った山の急な斜面は、なんとなくブータンのタクツアン寺院のある景色にも似ています。

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タイの人たちは写真が大好きです。

撮られる方もモデル気取りでポーズ決めてますし、撮る方もスマホでとる人も多いですけど、大きな一眼レフカメラを構えている人もたくさんいます。

そういう人にとって、このピノラテは最高の場所みたいです。

Img_2979[撮影熱心なヒトを観察しているネコ]

カフェってお茶するところじゃにゃ~のかにゃあ、でも、このカフェ写真を撮りたくなるようなスポットがたくさんあるし、その気持ちわからなくないにゃ~。

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では、そろそろワットパーソーンゲーウへ向かってみましょう。
急な坂道ですが、下るにしたがってお寺が迫ってくる感じがなかなか迫力あるんですよ。

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このお寺はもともと瞑想をするためのお寺だそうです。
白い服を着て、僧侶の説法を聞きながら、座禅を組んで瞑想し、修行を行うためのお寺なのだそうで、大小5段に並んだ座禅仏は純白で、精神を清めてくれそうにも思えます、

しかし、大きな仏塔はキンピカ&カラフルで、しかもデザインも超奇抜です。

まさに、フォトジェニックを目指す人たちのために建立されたのではないかと疑ってしまいたくなります。

そして、実際ここを絵とずれることの大半が観光客です。

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お寺の参道にはお土産品を売る店がたくさん並んでいます。

また、フォシトジェニックはカフェ好きの人も多いからか、ここにもちょっとした絶景カフェがあります。

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この山を下るとペッチャブーンです。

ペッチャブーンは山に囲まれた場所で、第二次世界大戦末期、バンコクも連合軍の空襲にさらされるようになると、当時の首相ピブン・ソンクラームは首都をペッチャブーンへ移転する計画を立てたのだそうです。
しかし、実行に移される前に終戦を迎えてしまいました。

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白い座禅仏は大きくて、迫力があります。
それにこのような形は珍しいのではないでしょうか?
メオダムは他で見たことがありません。

普通タイの仏像は、頭の上にラッサミーと呼ばれる火炎のようなものが乗っているが、この座禅仏は火炎ではなく、金色の冠のようなものをかぶっていらっしゃる。

白以外には、ステンレスなのだろうか、ピカピカに光る銀色の装飾が美しい。

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仏像は白に銀の飾りですが、座禅仏の前方には広場のようになっており、そこには様々な色のタイルで美しい装飾が施されています。

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こんなところにしゃがみこんで写真に撮ってもらったら、おもしろい写真になりそうでしょ。

メオダムは自撮り棒なんか持ってないので、スマホをかざす影だけが写ってしまいました。

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さて、これはなんだかお分かりですか?

実はタマリンドという木の実の超特大オブジェです。
タマリンドは甘くて酢っぽくて辛くて、、なんだかトムヤムクンの説明みたいになってしまいますが、トムヤムクンとは全く違って、タイではフルーツやお菓子みたいな感覚で食べるものです。
ジャムなんかにしても良さそうです。

そのタマリンドがこのあたりの名物となっていて、沿道で山積みされて売られています。

白い座禅仏とは道を挟んだ反対側に、奇抜な仏塔があります。
とにかくカラフルなんです。

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仏塔の構造も変わっていますし、先端は金色に輝き、中ほどから下の部分は様々な色が使われています。

そして、それぞれの色が輝いています。

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この仏像、ちょっと光りすぎ、まさか純金?
いったいどれだけ磨いたらこんなに光るんだろう、、。
キンキラだけど、透明感のあるゴールドといった感じです。

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かと思うと、まるで砂岩を掘ったのではないかと思えるような、シックな仏像もあります。

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仏像はシックでニヒルですが、土台はピンク系でかわいいですね。

で、壁とかに埋め込まれているのは、タイ王室御用達のベンジャロン焼きのようです。

バンコクのワットアルンも中国からの陶片をたくさん埋め込んであって美しいのですが、こちらは中国製の書けた陶器なんかではなく、高級なベンジャロン焼き、しかも欠けてもいない丸のまんま埋め込んであります。

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いやはや、なんとも贅沢なお寺です。

メオダムがお寺で瞑想と言ったら、質素な禅寺のようなところで、心静かに行うものと思っていましたが、どうも考えを改めるべきようです。

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いや、瞑想目的でない人にも来てもらい、信心を養ってもらうためなのかもしれませんね。

こうして、メオダム以外の人たちだって、見たところ観光目的としか思えない服装をされています。

でも、ミニスカートや半ズボンではお寺に入れません。
そんな服装で来てしまった人には、ちゃんと入り口で腰巻を「無料」で貸してくれますのでご安心を。

また、このお寺のトイレがやたらと清潔できれいなんです。
しかも、タイでよくあるような有料トイレなんかではなく、「無料」の優良トイレです。

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ハンドソープも良いモノ使っているのかもしれません。
こんなにピカピカだと、おしっこすると罰が当たりそうな気がします。

「無料」と言ったら、もう一つお昼時、だいたい午後3時くらいまで、参拝者のために無料のランチをこのお寺では提供しています。

それも、ちゃんとした設備で、驚いてしまいます。

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ちょっとしたホテル並みにブッフェラインがあり、セルフサービスです。

お寺ですけど、食べ物が精進料理というわけではなく、お肉もふんだんにあります。

デザートにはフルーツも用意されていました。

飲み物はお水だけですが、プラスチックの容器に入ったものが用意されています。

Img_2747[こんな景色で無料のバイキング、フツーありえないでしょ]

無料ではありますが、募金箱のような「お気持ち入れ」が食堂内に置かれています。
強制ではないし、見ている人もいません。

食べ終わった食器は、自分で洗わなくてはなりません。

で、白状しますと、メオダムはたらふく食べさせてもらって、食器を洗いに洗い場へ向かったらば、「お気持ち」のことを忘れて洗い場からそのまま外へ出てしまいました。

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パーソーンゲーウのお寺からもなるほどスイスなのかなぁと言った風景がソロがっています。

メオダムの説明では、脱線ばっかりで、なかなかうまくワットパーソーンゲーウの魅力をお伝え出来なかったと思いますが、本当にすごいお寺なので、絶対に次のタイ旅行では外さないでください。

なお、ピサヌロークへは行っても、日帰りでスコタイ遺跡ツアーへ参加されたいなんて方に、そっと教えて差し上げます。

ベンジャロンで装飾された金ピカ仏像は、ピサヌローク空港でも見られるんですよ。
ちょっと小さいですけど、記念写真など如何ですか、インスタ映えすると思います。

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朗報! あなたも行けるんです

本日、1月4日から日本のH.I.S.では関西空港出発で、ピサヌローク周辺の魅力をギュッと濃縮したツアーを期間限定(初夢フェア)で発売です。

【初夢フェア】<夕刻出発・午後帰着>世界遺産アユタヤとスコタイの遺跡とタイ北部の都市、ピサヌロークを巡る新発見タイランド5日間

https://e.his-j.com/trip/ciao/voyage/04A_30/OC-FBZ7852/____1

このコースでは、ピノ・ラテやワットパーソンゲーウへもご案内してしまうんです。
こんなの、日本の旅行業界始まって以来のコースがじゃないかなぁとメオダムは思っています。



H.I.S. ピサヌローク支店のWeb PageをGoogleさんが用意してくれました。

https://his-tours.business.site/

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