サワディーカップ、メオダムです。
ピサヌローク周辺では、11月から2月くらいまでの乾期の時期に、サトウキビの栽培が盛んにおこなわれています。
このサトウキビ、もちろんお砂糖をつくるために栽培しているのですが、今から30年くらい昔のタイでは、サトウキビを長さ3センチくらいに輪切りにしたものをビニール袋に詰めてお菓子として良く売っていました。
これを齧ると甘いジュースが口の中にほとばしり出てくるといったものですが、サトウキビ滓が口の中に残ってしまうので、ちょっと食べれば滓を吐き出すといった面倒がありました。
そんなわけでか、最近はほとんど見かけなくなってしまいました。
メオダムはとにかくこれが安かったので、むかしはよく食べたものでした。
そして、道端にもよくサトウキビの食べかすが落ちていたものです。
サトウキビのジュースってのはご存知ですか?
これもむかしはどこででも売られていた、最安値のジュースでした。
バックパッカーのバイブルとも言われる沢木耕太郎さんの深夜特急でシンガポールで出会ったニュージーランドの若者との部分で、こんな部分がありました。
「サトウキビを万力のようなもので懸命に絞っているジュース屋の親父に、一杯いくらかを訊ねると、十セントという答が返ってきた。『コーラは?』ニュージーランドの若者二人が訊ねた。『四十セント』答える声は小さかった。」
このサトウキビジュースは、台湾でも、タイでも、インドでも道端で盛んに絞られ売られていましたが、これも最近はほとんど見なくなりました。
しかし、絶滅した訳ではありません。
サトウキビを絞る機械も手回し式の「万力」から電動化されてます。
これでサトウキビを絞ると、緑色をしたジュースが出てきます。
このサトウキビジュースに少しマナオというタイのライムを振りかけるのがメオダムの好みです。
沢木耕太郎さんがシンガポールを旅されてた頃、シンガポールドルは1ドル120円くらいだったのではないかと思います。ジュース一杯が10セントだと、12円くらいだったのでしょう。
コーラが40セントだと、48円。これを今のレートでバーツ換算すれば、15バーツくらい。
たぶん現在のタイにあるコンビニで売られているコーラの値段と同じくらいでしょう。
コーラはほとんど値上がりしてないんですね。
一方、このサトウキビジュース、30バーツでした。邦貨換算で約100円。
12円から100円へと随分と値上がりしたものです。
本日も在宅勤務しているスタッフの課題をブログに転載しています。
初めて、このブログを見る方には何のことかお分かりにならないと思いますので、ご説明申し上げますと、、、
メオダムはピサヌローク支店のスタッフたちに対して、在宅勤務中の課題として「ピサヌローク周辺地域の案内ができるよう練習すること」と指示してあり、スタッフたちは毎日練習した結果をビデオに撮影して、YouTubeへアップしています。
今日ご紹介するのは昨日にアップされましたガイド練習のビデオです。
男性スタッフの名前はリュウです。
日本語能力検定3級です。
それと女性スタッフが二人。
一人は、ミャオです。
日本語能力検定4級です。
そして、もう一人はキャットです。
まだスタッフではなく、パートタイマーですが、コロナ明けには正規スタッフになれるように、ビデオ練習に参加させています。
スコタイ歴史公園にあるワットマハタートを案内する練習です。
ここはスコタイ遺跡の中でも見どころの多い寺院遺跡となっています。
同じく、スコタイ歴史公園にあるワットシーサワイです。
この寺院遺跡はクメール時代に作られたものです。
同じく、スコタイ歴史公園にあるワットトラパングンです。
小さな寺院遺跡ですが、スコタイ様式の仏塔の上部には遊行仏があります。
同じく、スコタイ歴史公園にあるワットサシーです。
スリランカ様式の仏塔としてタイで最も美しいと言われています。
同じく、スコタイ歴史公園にあるラムカムヘン王像です。
ラムカムヘンはスコタイ時代の名君として知られています。
スコタイ歴史公園北部にあるワットシーチュムです。
日本人にもっとも人気のある遺跡です。
スコタイ歴史公園北部にあるタオトゥリアンです。
サンカローク焼きの窯跡があります。
スコタイ歴史公園北部にあるワットプラパーイルアンです。
クメール時代にスコタイの町があった広大な遺跡です。
ピサヌロークの名刹、ワットプラシーラタナマハタートです。
パワースポットとされタイで最も美しい仏像があります。
ピサヌローク出身の英雄、ナレースワンのお話です。
アユタヤ時代に活躍した救国の王様として知られています。
まだまだ、日本語の助詞の使い方、自動詞と他動詞の区分、過去形など問題点が多いですが、もしよろしければ、コメントをビシビシ入れて、指南していただけませんでしょうか?
「こりゃ、何言ってるか分からない」とのご感想でも結構です。
ピサヌローク周辺では、もうサトウキビの刈り取りも終わって、今はマンゴーの収穫最盛期のはずなんですが、当地の高級マンゴーを買ってくれていたバンコクの高級ホテルや一流レストランからの注文が入らなくなり、農家の人たちがとても困っています。
地元の市場で売っても大した値段も付かないので、丹精込めて作ったマンゴーもまだ果樹園の中で収穫されずいるようです。
コロナは都市部で働く労働者だけではなく、農家の人たちにも大きな影響を与えています。
メオダム、少しは協力できるかと、毎日せっせとマンゴーをたくさん食べています。
この美味しいマンゴーを皆さんにも食べていただきたいので、なんとしてもマンゴーのシーズンが終わる前に、コロナに消えていただきたいと思います。