ピサヌロークからサワディーカップ、ネコ支店長のメオダムです。

今日は、「月の宮殿」へご案内します。

なんだか、気分はかぐや姫ですね。

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「月の宮殿」はタイ中北部の都市、ピサヌロークにあります。

正式には、"Chan Royal Palace"と言いまして、Chanと言うのはタイ語なんですが、日本語にすれば「お月さま」です。

「チャン宮殿」では、いまひとつイメージが湧かないので、「月の宮殿」とメオダムが命名させてもらいます。

そして、この宮殿はただの宮殿ではなく、"Royal Palace"なんです。

つまり、「王宮」なんです。

実は、ピサヌロークはタイの歴史上、二回もタイの首都になったことがあるんです。

もう何百年も昔のことですが、

最初は14世紀、スコータイ時代に、リタイという王様が、当時の都をスコータイからピサヌロークへ遷都されたことがあります

そして、二回目は15世紀、アユタヤ時代。

トライロカナートという王様がやはり都をアユタヤから、ピサヌロークへ移してします。

つまり、ピサヌロークにスコータイやアユタヤの王様たちが住んでいたわけです。

王様が住むんだから、当然「王宮」があったわけです。

残念ながら、現在はその王宮の建物は残っていませんが、遺跡として整備されています。

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では、これではどんな宮殿だったかはなかなか想像できないと思いますが、

ここではまず最初に敷地内にある「歴史センター」を見学されることをお勧めします。

エアコンの効いた静かな歴史センターは入場無料で、ピサヌロークの歴史についてパネル展示をしています。

ちゃんと英語の解説もあるし、ビデオの上映もあります。

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簡単ですが、宮殿のジオラマもこんな感じですがあります。

この宮殿では、16世紀にタイ救国の英雄が生まれました。

英雄の名前は"ナレースワン"。

後にアユタヤの王様に即位した人物です。

ナレースワンはもともとスコータイ王朝の血統でピサヌローク国主の息子として、「月の宮殿」で生まれました。

当時、タイ(アユタヤ王朝)は、隣国ミャンマーの占領下にありましたが、ナレースワンは独立運動のレジスタンスとなり、ミャンマーから独立を勝ち取りました。

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当時の武具を身に着けた兵士たちです。

ポルトガルから火縄銃が導入され戦われましたが、戦争の決戦はゾウに乗っての一騎打ちで勝敗が決まります。

ナレースワンはミャンマーの皇太子、ミンチットスラを倒し、勝利とタイの独立をもたらしました。

ナレースワンはタイの人たちから、絶大な尊敬を今でも集めています。

「月の王宮」の宮殿跡の遺跡の真ん中にナレースワン廟があります。

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これがナレースワン廟です。

堂々とした立派な建物で、レッドカーペットを進み、中に入るとナレースワンの銅像が待っています。

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これがナレースワンです。

なかなかのイケメンですね。

聖水を地面に注ぎ、「タイの独立」を宣言している姿です。

でも、このナレースワン廟で見ていただきたいのは、軍鶏(シャモ)の置物です。

軍鶏とは、闘鶏というニワトリ同士を戦わせるゲーム(決闘)のためのとても強いニワトリです。

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ナレースワンは闘鶏が子供のころから大好きだったそうです。

そのため、ここへ参拝するタイの人たちは、軍鶏の置物を奉納していきます。

そして、その奉納される軍鶏たちが、廟の周りを埋め尽くしています。

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ものすごい数の軍鶏たちです。

軍鶏の戦い方は、飛び蹴りです。

バタバタっと空中を舞って、相手を後ろ爪で蹴り上げます。

軍鶏の後ろ爪は鋭く、二羽の軍鶏は、まさに死闘を繰り広げます。

ナレースワンは、その戦う軍鶏の動きを研究して、タイの国技「ムエタイ(タイ式キックボクシング)」を考案したそうです。

そして、そのムエタイを兵士たちに教え、ミャンマーと戦ったそうです。


軍鶏に囲まれてのフォトジェニックもお勧めですが、もうひとつタイの人たちに人気のインスタ・スポットが「月の宮殿」内にはあります。

「クン・ピレーンの館」と呼ばれる瀟洒な建物です。

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クン・ピレーンと言うのはナレースワンの父親の名前ですが、この建物に住んでいたわけではありません。

この建物は今から100年前に使われていた森林を管理する役所の建物だそうです。

チーク材を使った高床式の堂々たる建物ですが、ここがタイの人たちのインスタスポットとして人気なんだそうです。

二年前になりますが、タイでものすごく人気のでたテレビドラマ(Buppe Sannivas)がありました。

ガラケーという名の若い女性考古学者がアユタヤ時代にタイムスリップする話なんですが、日本では考えられないくらい高い視聴率を記録したドラマでした。

そのドラマのロケでもしばしば使われたりしたようです。

とにかく、そのドラマの当時は、この月の宮殿周辺にはアユタヤ時代のコスチュームでインスタしに来るタイの人たちがワンサカいました。

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今でも、ときどき見かけますが、タイの人たちは、モデルさん顔負けにポーズを決めるのが上手な人が多いようですね。

で、この写真に場所は、宮殿に隣接した寺院遺跡で、"ワット・ウィハーン・トーン"と言います。

この月の宮殿周辺には、スコータイ時代からアユタヤ時代にかけての寺院遺跡が、三カ所ほどあります。

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ピサヌロークで「かぐや姫体験」してみませんか?


この月の宮殿はとっても広いのですが、ここにはサイクリングロードが整備されています。

自転車で回れば、快適に見学できますが、ピサヌロークは残念ながらレンタサイクルは一般的ではありません。

しかし、もし自転車で回られたければ、ピサヌローク支店のメオダムまでお問い合わせください。


メオダムクラブのウェブページもよろしくお願いします。

URL : http://www.meodam.club/

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