ピサヌロークからサワディーカップ
メオダムです。
雨期になってもなかなかまとまった雨の降らないピサヌロークです。
去年も水不足で、農家が困ってましたが、今年もまた水不足になりそうです。
以前にピサヌロークでは、道端に街路樹などのマンゴーが落ちてて、拾って食べられると記事にしたことがありましたが、もうマンゴーの季節も過ぎてしまいました。
今日ご紹介するのはタコブです。
サクランボを一回り小さくしたような赤い実です。
このタコブですが、ほとんど一年中見かけます。
そして、空き地や畑のすみ、家の庭などでよく見かけます。
バンコクでも、メオダムの住むアパートの路地にありますから、タイならどこにでもあるんじゃないかと思います。
タイの人たちに言わせると、「小鳥が食べる実」と言います。
しかし、小鳥には申し訳ないけど、つまんで食べてみると、甘く果汁がブチュッと飛び出します。
サクランボのようなサクサク感ではなく、何というか、イクラの中にトマトのドロドロが入っている感じ。
トマトのように小さな種もありますが、甘いんです。
高級な甘さではなく、駄菓子屋的な甘さです。
メオダム、このタコブが好きなんです。
道端などで見かけると、ついつい枝に手が伸びて、つまんで食べてしまいます。
タコブの木は、大きなものは樹高何メートルもありますが、ふつうは手を伸ばせが枝に手が届くくらいの大きさなので、簡単に「フルーツ狩り(?)」ができてしまいます。
しかも「無料で‼」
タコブは白い花を咲かせます。
赤い実が、枝にぶら下がるのと反対に、枝の葉の間から上を向いて花を付けます。
緑に茂った花の中から、ポツポツと白い花を見せているのも可愛らしいです。
緑の宇宙の中に星が光っているように感じます。
ピサヌロークでは「おやゆび姫の池」のほとりに生えているタコブが美味しいんですが、今年の水不足で、「おやゆび姫の池」の水も涸れて、現在は閉園中です。
一年中あるものですから、また雨が降って、水不足が解消されるのを待ちましょう。
さぁ、今日から7月です。
バンコクからピサヌロークへの交通もほぼコロナ以前の状態に戻りました。
飛行機もエアーアジア、ノックエアー、ライオンエアーと3社ともそろいましたし、鉄道も完全復活して毎日10往復の列車となりました。
7月はタイの連休もありますので、ちょっとピサヌロークまで足を伸ばしてみませんか?
ピサヌローク支店のウェブページ、メオダムクラブも是非ご覧ください。