サワッディーチャオ、チェンライ支店のソムです。

昨年10-11月に日本一時帰国し、12月5日までバンコク近郊のASQ(タイ政府代替検疫施設)ホテルで隔離生活を送りました。その記録を先々週月曜日から書きはじめました。時系列に沿って書きますので、どうぞ毎日お付き合いください。

11月26日、隔離生活6日目の朝、午前5時前起床。今日はお仕事デーです。シラチャ支店主催のオンラインイベントにてASQホテルの日常をご紹介。下手にしゃべるよりも全部見せたほうがいいだろうと、冷蔵庫の中もバスルーム備え付けのアメニティも全部ご披露しました。動画を残してあるのですが、まだこのブログの機能になれず、何度トライしてもアップできません。どうかご容赦を。

久しぶりにお化粧をして、カメラやマイクの不具合がないか何度もチェックをして、無事お役目終了。たったこれだけのことでどっと疲れました。誰とも口を聞かない、誰とも予定を合わせない、そういう生活の気楽さに体も心も慣れつつあるのです。

朝はアメリカンブレックファスト。昼はインド式焼きそばを選んでみました。この焼きそばは、タイの屋台や市場などでよくみかける、ぶつぶつ切れるタイプの麺でした。ああ、麺にのど越しとかツルツルした食感を求めない人種だったんだと、「タイに帰ってきたんだなあ」と妙に納得しました。

日本を出て、そのままベルトコンベヤーに載せられ部屋まで運ばれ、そこでじっとしているので、まだ自分がどこにいる、という感覚がぼんやりしています。

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甘辛いミートボールと、ただ切っただけの生キャベツを、ぼんやりした味の麺に混ぜてみました。見た目は真っ赤でも甘みのほうが勝った味です。スープはミックスベジタブルに片栗粉でとろみをつけたかきたまスープでした。「ミックスベジタブル」を野菜として認識しているのだなあと、これまた「ああ、タイはそうだった」と思い出し、次にはオーダーしないリストにいれました。

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午前の重労働(オンラインに1時間少々参加しただけ)にぐったりして、午後はいつもより長く昼寝をしました。何を頼んだのかも忘れていた夕食はこちら、メキシカンチキン。添えられたソースはプチトマトとパイナップルです。レストランでこれが出てきたら、オリーブオイルと黒コショウをお願いするとおもいます。別のオーダーのときについてきた胡椒と塩の小袋が役にたちます。隔離生活では、食事を始めてから「すみませーん」と何かを頼むことができません。なんでも取っておいて、それが役に立つと、満足感を味わえるのです。

ほうれん草のポタージュは、缶ではなくきちんと調理したのだろうな、と思われる、栄養たっぷりのおいしいスープでした。「これ、どこかで食べたことあるなあ」、と、ぼんやり記憶をたどっていきました。それは、10数年前何度か利用していたピサヌロークのトップランドホテルのレストランでした。あの当時は朝も昼も夜もホテルレストランはブッフェをおこなっていて、出不精の私は3食ホテルのレストランでとり、ほうれん草やカボチャ、グリーンピースのスープを楽しみ、マッサージも部屋で受け、食事以外は引きこもって作業をしていたのでした。ホテルが真面目に作ったスープはしみじみとおいしいです。

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この日はよほど疲れたのか、夕食後映画を見たはずなのに日記にも記載がありません。早々に寝てしまい、目が覚めたら丑三つ時でした。

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