サワッディーチャオ、チェンライ支店のソムです。

昨年10-11月に日本一時帰国し、12月5日までバンコク近郊のASQ(タイ政府代替検疫施設)ホテルで隔離生活を送りました。その記録を先々週月曜日から書きはじめました。時系列に沿って書きますので、どうぞ毎日お付き合いください。

11月29日、隔離生活9日目の朝、午前5時前起床。コンシェルジュの気のいいお兄さんが「フレッシュコーヒーが飲みたいとリクエストされてましたがこれでいかが?厨房に用意させました」と届けてくれました。毎朝付けてくれるとのこと。ホテルにとっては「通常のサービス内」のお心遣いかもしれませんが、誰とも交流せずに部屋にこもっている身には、なんだかジーンとうれしかったです。何十、あるいは百を超える宿泊客がいるなか、個々人のちょっとした要望をよく覚えてくださっている。コーヒーと一緒に届いたのは、インド式朝食の「フレンチトースト」むむむ、揚げパンのようなクロックムッシュが来ましたよ。

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隔離のために用意した本は8冊。本日の読書は、新刊にも関わらず、読んだことのある設定のような気がして巻末を見ると出版社変更の上改題されていました。元の題の"ペトロバグ"なら覚えています。触るものすべてが石油になるお話。本屋さんで立ち読みしてから買えば、おそらく犯さないミスでした。大失敗。

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ランチは、カツカレー。おそらくイスラム圏の人の利用も視野にいれてのメニュー構成でしょう。通常「豚」を使うことの多いメニューの多くが鶏肉でした。今日のカツもチキンカツ。

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夕飯は洋食に。この夜がスランプの第2波だったようです。隔離生活をフラットに過ごす方法を模索して、なるべく刺激を受けないことを選択しました。TVやニュースは見ないようにし、まとめて購入してあった日本近現代史の音声テキストのみ聴いて、ここまで過ごしました。入牢初日と同じかそれ以上に今の不自由さを呪って気分は急下降。やっぱり30平米の毎日は異常なのです。お薦めできません。

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気分は絶不調ですが、2昼夜寝込んだおかげで大事に至らず、毎朝毎夕の検温も平熱のまま、体調不良を脱することができました。

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