サワッディーチャオ、チェンライ支店のソムです。メーサロンのリス族集落へ続く道の両脇には、ときどきこんなものが置かれています。
捨てられているのではなく、精霊へのお供えです。
台の上に置かれたお供え
木にも名残が
集落に到着すると、広場には七夕の笹飾りに似たものが立っています。
チベットから中国・ラオス・ミャンマーを経て南下してきた山岳民族のお正月は、旧正月と重なることが多いようです。聞くとやはりこの旧正月にもこの広場で正月踊りで祝ったそうです。
高床ではなく土間式なのがリス族の家の特徴。その家の前になにやら丸太が置かれています。
これは、養蜂の巣箱なのです。養蜂というか、蜂に軒先と雨露しのげる場所を貸しているのか。花のある場所を求めて巣箱を移動させるわけではないので、ヤドカリ方式の養蜂とも言えます。この丸太巣箱に集められた蜜は「ワイルドハニー」別名「5月のハチミツ」として、貴重な収入源になります。
あちこち散策は楽しいのですが、たくさんのお土産にご用心ください。洗濯しても落ちません。