サワッディーチャオ、チェンライ支店のソムです。先月の旧正月明け、ガイドたちとメーサロンを歩いてきました。約1年に亘るステイホーム生活ですね。水を含んだ土や草の香りを楽しみながら、山道を散策。寄り道したり、おしゃべりしたり、喉が渇いたらお茶したり。気づいたら9キロを超える立派なトレイルになった大人の遠足。本日から数回にわけてご紹介します。
チェンライ市内からミャンマー国境へ向かい山道を行くこと1時間強。標高792m。(注:チェンライ市内は380m程度)
遠目には桜に見える、白い可憐な花が盛りです。
赤い実は「チェリー・ドーイ/山のさくらんぼ」と呼ばれ、山の人が持ち寄りチェンライの市場でも売られています。かなり酸っぱいのですが、塩をつけて齧ったり、ジャムにして食べるようです。
さて、リス族の集落へは車を降りて歩いていきます。未舗装道路を下ること約25分。集落が独自に設けた門が現れました。この門を閉じれば、集落へ続く一本道は遮断されます。11月末隣国ミャンマーからの不法帰国者から新型コロナ陽性者が出て以来、2月中旬の旧正月前までこの門は閉じられていました。自主ロックダウン~つまり、外部からの侵入者を拒むことによって集落内へのウイルスの持ち込みを防いだのです。