サワッディーチャオ、チェンライ支店のソムです。共産党軍に敗れた国民党軍の雲南省や浙江省の部隊は、ビルマを経由して山の稜線伝いにメーサロンに拠点を移しました。このあたりはまた後日ツアー紹介とともにご説明することにして、本日はそのメーサロンのウォールアート、の巻です。
この「孤軍」というのは、国民党の残党、の意味です。私もベテランガイドたちも、「子供を膝に座らせているのは雷雨田将軍で、背の高いのが陳茂修参謀長だわ」と、親戚のおじさんの顔を見分けるのと同じように判別がつきます。
こちらは段希文将軍。台湾への撤退に応じず、タイ国内に定住しタイ国軍の傘下に入り、反共の砦となることを決断、今のメーサロンがあるのは段将軍の決断があったからでしょう。
少年兵。
製麺所の隣には、食いしん坊さん。
八百屋さんの隣には
小さな八百屋さん
竹筒の水パイプ。吸うとごぼごぼ音がします。タバコでしょうか?タバコだとおもいたい。
ウォールアートは、ごく一般の民家の家の壁に描かれています。このお宅の玄関も、毎日毎日被写体となっています。
現在のメーサロンといえば、山岳民族の開く素朴な市場と、風光明媚な茶畑を楽しめる山の村です。次回はメーサロンでウーロン茶、台湾茶芸館をご紹介します。