サワディーにゃお!

ピサヌローク支店のメオダムです。

本来なら、本日のブログ・ネタは、ソンクラーン水かけ合戦についてのレポートとなるはずでしたが、残念ながらソンクラーンのタイ正月は長い連休とはなったものの、「水かけ祭り」は禁止されてしまいましたので、ソンクラーン連休後半に行ったカオコーにありますワットパーソンゲーオの最新情報をお知らせします。

ワットパーソンゲーオはピサヌロークの隣り、ペッチャブーン県のカオコーという場所にあります。

メオダムが訪問したのは、4月16日(金)です。

タイの休日ではないのですが、この日を休日にすれば、9連休になるので、日系のメーカーさんなどは、特別に休日としている企業さんも多いようです。

ワットパーソンゲーオのありますペッチャブーン県では、バンコクなど新型コロナウイルスの感染が深刻なエリアからの入域者に対して、自主隔離などの規制を敷いていますが、それはペッチャブーン県内に宿泊する人が対象ということで、ピサヌロークなどをベースにして、日帰りで訪問するのは問題ないようでした。(状況は日々変わっていますので、ご注意ください)

 

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天気予報は「降水確率80%の雨」となっていたのですが、メオダムたちが到着してみると、ちょっと雲は多いものの、青空も見えており、まずまずのお天気。

金色に輝く仏塔がまぶしく輝いています。

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ワットパーソンゲーオに入場する際には、健康チェック(検温)があり、来場者名簿へ名前と連絡先を記入する必要があります。

そして、この写真のゲートのようなものをくぐります。

このゲートの周りから消毒液(?)のようなものが霧状になって噴射されています。

さすが、資金力のあるお寺さんだけあって、他とは導入している設備が違うようです。

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境内に入って驚いたのは、参拝者(観光客)がほとんどいません。

連休の谷間の平日だからか、それともコロナ第三派で、参拝が自粛されているのか?

連休前半に行ったスコータイは観光客でいっぱいでしたので、ふだんから初詣の明治神宮状態になっているワットパーソンゲーオはどれほど過密になっているだろうかと心配していたのが拍子抜けです。

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メオダム、こんなに人のいないワットパーソンゲーオは初めてです。

インスタグラマーさんとかなら驚喜してしまうんではないかと思えるほどです。

天体をイメージしたと思えるモザイクの壁や、水晶玉、派手なデコレーションが施された黄金の仏像など、順番待ちすることなく、いくらでも好きなだけじっくり見れます。

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五連仏前の広場の床はモザイクで飾られており、その中央部分には銀河系のような天体をイメージした模様になっています。

中心には赤い球が埋め込まれています。

タイの人たちは、この赤い球からパワーが発せられると考えているのでしょうか、いつもここには順番待ちの人が取り囲んで、順番が来ると赤い球を撫でて、ポーズを決めて写真を撮り合っているので、このような銀河の全体像を写真に撮れるなんて、めったにないチャンスでした。

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五連仏の台座となっている建物の二階には、やはり純白の涅槃仏がいらっしゃります。

仏像は純白ですが、ピンク色の袈裟には、ダイヤモンドに似た光を放つ宝石が埋め込まれて清楚ながらやたらとゴージャスです。

この涅槃仏は頭の上の部分に、ラッサミーと呼ばれる火炎光が乗っています。

これは一種のオーラで、スコータイ仏の特徴でもあり、現在もタイの仏像の大半に見られるのですが、ここワットパーソンゲーオでは、ラッサミーを載せた仏像は少数派です。

ワットパーソンゲーオでは中国風(日本も同じ)に頭の上には肉髻(にっけい)と呼ばれる髷(まげ)でけの仏像も多いですし、クメール風に冠を載せた仏像も目立ちます。

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こちらは五連仏のミニチュアの周りに、ロウソクでできたクラトン(浮き灯篭)を浮かべることができます。

クラトンは全部で8色あり、タイでは生まれた曜日によって、自分のラッキーカラーが決まります。

水曜日だけは、午前中に生まれたか、午後に生まれたかで、色が異なりますので、全部で8色となります。

メオダムは木曜日生まれなので、オレンジ色のクラトンに火を灯して浮かべました。

ミニチュア版の五連仏後ろに描かれた青い涅槃仏ですが、これは現在行われています寺院の拡張造成工事が竣工しますと大きさが108メートルにも達する超巨大な涅槃仏を屋上に配した建物が出来上がるのだそうです。

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これは巨大なロウソクを作るためのモノです。

後ろに十二支をかたどった蝋細工のプレートがあります。

このプレートに名前や願い事を書き込んで、中央の横長の洗面器みたいなステンレス桶に入れます。

このステンレス桶は下からガスバーナーで熱せられて、蝋細工のプレートが溶かされ、両側の太い芯が伸びている筒に蝋が流れ落ちて、巨大なロウソクが作り出されます。

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メオダムが行ったときは、参拝者が少なく、ステンレス桶が空焚きになるのを防ぐためなのか、バーナーのガスは止められてました。

こうしたアトラクション風の施設ですが、このワットパーソンゲーオでは、なにひとつ有料のモノはないようです。

ぜーんぶタダと言うと、語弊がありますが、いずれも浄銭箱は置かれており、各自の判断で喜捨を入れることになっているようです。

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こちらに並んだ曜日別の仏像も、きらびやかです。

やはりスコータイ仏が一重の衣だけで、装飾品を何も身に付けられていないのと対照的に、たくさんの装身具を身にまとっていらっしゃります。

ここのご信者さんたちの多くが、華美なものを好まれるからでしょうか。

華美ではあるけれど、成金趣味のゴテゴテな厭らしさは感じません。

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今回のワットパーソンゲーオの訪問で、初めて目にしたものが、このノックハッサディンというゾウの頭と鳥の身体を持っており、タイ北部では死者を天国へと運ぶ霊柩車のような存在とされています。

以前からあっても、気が付かなかっただけかもしれませんが、なんとなく真新しそうな輝きがあるので、最近に設置されたものかと思います。

 

さて、ソンクラーンの連休が終わっても、タイ国内の新型コロナ第三派はまだ続いており、在留邦人へもタイ国内での県間移動自粛要請出て、旅行しずらくなってしまいました。

メオダムもちょっと静かにしていないとマズそうですね。

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