サワディーにゃお!

ピサヌローク支店のメオダムです。

みなさん、ドリアンって名前を聞いたことありますよね。

果物の王様とか、その芳香(悪臭)から果物の魔王などとも呼ばれているトロピカルフルーツです。

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これがドリアンで、タイ語ではトゥーリアンと発音します。

タイの人たちは、ドリアンが大好きな人がたくさんいます。

そして、世界の中でタイがドリアンの生産高ナンバー1なのだそうです。

このドリアンがいまシーズンを迎えています。

ピサヌロークの街でもあちこちでピックアップトラックの荷台にドリアンを山積みして売りに来ています。

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ドリアンはトゲトゲのある硬い殻を割ると、全部で5つの房に分かれています。

その房の中には黄色いクリーム状の果肉が入っています。

この果肉が独特の臭いを発します。

その香りは、腐った玉ねぎと腐ったゆで卵をニンニクで炒めたような感じでしょうか?

つまり強烈な香りがするわけですが、果肉自体はクリーミーでネットリと甘くて、好きな人は病みつきになるそうです。

さらに、この黄色い果肉の中にまた大きな種があります。

 

殻を割るのは素人には無理かもしれません。

とても硬いですし、しかもトゲトゲが痛いです。

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ふつうは店の人が、厚手の手袋をはめて、鉈のような刃物で殻から果肉を取り出してくれます。

 

このドリアンのお値段ですが、5月17日現在、ピサヌロークでは1キログラムあたり100~130バーツほどで売られています。

日本円換算でキロあたり350円から450円くらいでしょうか。

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こちらのドリアンは3.5キログラムほどですから400バーツ(1400円)ですね。

このお値段、日本の方には「お手頃価格」と思われるかもしれませんが、今のシーズン、同じく旬のマンゴーがキロあたり20バーツほどで売られているのと比較したら、何倍も高いわけです。

さらに、マンゴーは実の中で食べられる部分(果肉)が占める割合が70~80%くいかと思いますが、ドリアンは重さの比で言うと、20%前後あるかないかではないかと思います。

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ということで、ドリアンはとっても値段の高い高級フルーツなので、買う人も真剣に選びます。

まだ熟していないものを間違って買ってしまったら大変です。

外から見ただけでは、どれが美味しいか、なかなかわかりません。

ツウな人は木の棒でコツコツと叩いて、その音で食べごろのドリアンを選ぶそうです。

しかし、そうでない人は、すでに殻を割って、果肉を取り出してパックしたものから選ぶという方法もあります。

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青いインクで殴り書きされている数字が値段です。

大きさにもよりますが、ひと房当たり100バーツ強くらいになるでしょうか。

 

ドリアンはホテルに持ち込むことが禁止されていますので、旅行で訪れた人は、こうしたパックを買われて、その場で食べてしまうのも良いかもしれませんね。

ドリアンはとても栄養価が高くて、ミネラルも豊富です。

しかし、カロリーも高いので、食べ過ぎは禁物。

とくにタイの保健相ではドリアンを食べた後にお酒を飲むと、命の危険もあると警告しています。

 

メオダムもドリアンは嫌いではありませんが、タイの人たちのように、何が何でも食べたいという欲求はありません。

こんなひと房に100バーツ以上払うんだったら、マンゴーを食べた方がイイと思ったりしてます。

それに、このドリアンを選ぶ人たちのあまりにも真剣な表情を見ていると、ドリアン中毒になったら大変だという気持ちにもなります。

 

なお、ドリアンにもいくつか種類があって、比較的小ぶりのモントーンという種類のドリアンだと、匂いもあまりきつくなく、初めての人でも食べやすいかもしれません。

ピサヌロークの北隣りウータラディット県がドリアンの産地として有名です。

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