サワディーにゃお!
ピサヌローク支店のメオダムです。
6月に入りましたね。
メオダムは、6月3日がタイの祝日で休みだったこともあり、スコータイにあるちょっとステキなプチ・リゾートに宿泊してきました。
そこの名前はタイタイ・スコータイ・リゾートと言います。
スコータイ遺跡が集中する歴史公園地区の南東部にあります。
周りは牛の放牧がおこなわれていたりして、のどかな環境です。
歴史公園の入り口からは1.5kmくらいあり、歩くにはちょっと距離があります。
このタイタイ・スコータイ・リゾート周辺には似たようなリゾートやゲストハウスが何軒も集まっています。
最寄りのコンビニまでも徒歩20分の距離ではありますが、リゾートでレンタサイクルを貸し出してくれてますので、コンビニへの買い出しや、遺跡巡りにも便利です。
ちょうど、このリゾートではプロモーション(https://www.facebook.com/ThaiThaiResort)を打ち出していて、値段も手ごろでした。
メオダムはピサヌロークから車で行ったのですが、車をリゾートの前に止めたらば、レセプションからタイ伝統衣装風のユニフォームを着た女性スタッフが駆け寄ってきて、両手を合わせたワイ(合掌)で出迎えてくれました。
そして、そのままレセプションまで案内してくれます。
こじんまりしたレセプションですが、きれいな花が飾られ、木彫りのネコもあちこちに置かれてます。
タイの田舎によくある安手のリゾートで、雑然と置物を並べているところがありますが、そうしたところの多くが、ほとんど掃除をしていないのか、置物や棚が埃をかぶってしまっていたりします。
しかし、ここのレセプションは清掃もしっかりして、合格点です。
スタッフに聞いたところ、ここのオーナーさんがネコ好きなので、このようにたくさんのネコの置物を配置しているのだとか。
どのネコも手彫りなので、ひとつひとつ表情も違って、メオダムとしては見飽きません。
現在はチェックインに際しては、コロナ対策でSave SukhothaiというアプリでQRコードを読み込んでいただく必要があります。
チェックインが終わったら、同じ女性スタッフが部屋まで案内してくれます。
このリゾートは広い敷地の中に建売住宅風のコテージが並んでいる構造になっています。
ちょっと、電信柱と街灯がリゾートのイメージを削ってしまいますね。
乗ってきた車は、各コテージの前に路上駐車しても良いとのことでしたが、そうすれば便利かもしれないけれど、ますます建売住宅っぽくなってしまいそうなので、車を回すことはしませんでした。
なお、コテージの裏口側は、もう少し雰囲気がよいようです。
これがメオダムのコテージで7号室。
透かし彫りの欄干になっているテラスもあるし、屋根の棟の部分にはガレ―と呼ばれるぶっちがいも飾られています。
部屋に入るとこんな感じ。
広い部屋ではありませんが、天蓋のある大きなベッド、そして家具類はすべて木製で、よく磨き込まれています。
リネン類は真っ白だし、なかなかいい雰囲気です。
ベッドの上にはタオルで作ったゾウが2頭。
インスタントですがコーヒーのセットやドライヤーもあり、ラックにはハンガーもたくさんぶら下がっています。
ソファーや机などもあり、ガラス窓も部屋の2面に大きいものがありました。
ちょっと残念なのは、シャワー。
電気温水器式なので、湯量はあんまり期待できません。
でも、たぶん外気温が高かったからか、とても熱いお湯は出ていました。
洗面台はこんな感じ。
アメニティーはコンディショニングシャンプーとシャワージェル、そして固形石鹸。
シンクはスコータイの陶器サンカローク焼きのようです。
このタイタイ・リゾートには、プールもあります。
プールの大きさは10メートルとそれほど大きなプールでもありませんが、デッキチェアやジャグジーもあるし、ちょっと泳いだり、プールサイドで休憩したりするのには十分でしょう。
プールはちゃんと清掃が行き届いており、水もきれいですが、メオダムが泳いでみた感じとして、たぶん消毒に塩素系の薬剤を多めに使っているのか、髪がゴワゴワになりました。
もっとも、メオダムはこのプールで100往復もしてしまったのだから、普通に泳ぐ分には問題ないのかもしれません。
スコータイ遺跡巡りをされて、身体が火照っていたら、プールに飛び込むというのも良いプランだと思います。
とくにスコータイは内陸部にあるので、日中はとても気温が高くなり、できれば遺跡巡りは、朝早くに回られて、昼からはプールサイドでのんびりするくらいが理想的だと思っています。
このネコがリゾートのオーナーが飼っているネコでスーシ(寿司?)という名前のメスです。
オーナーが飼っているネコはこの一匹だけらしいのですが、このスーシ以外にも何匹かのご近所ネコがリゾート周辺を徘徊しているそうです。
これはリゾート内のレストランですが、現在のところ朝食しか提供していないそうです。
このリゾート周辺のレストランも残念ながらコロナで軒並み臨時休業中で、夕食を食べるのにはちょっと不便かもしれません。
リゾートから徒歩10分、距離にして700メートルほど遺跡公園へ向けて歩いたところにシンワナー(สินวนา)というレストランがあり、そこは現在も営業中だし、料理の質やサービスも良いのでお勧めできると思います。
でも、夕食後の夜道が暗くなるので、女性の一人歩きにはお勧めできません。
朝食は、このリゾート内のレストランで食べられます。
本来は朝食ブッフェが提供されていたのですが、コロナでお客様が激減して、セットメニューだけの対応となっているそうです。
そのセットも基本は2種類からしか選べません。
・アメリカンブレットファスト(タマゴの料理法は選べます)
・タイ式のお粥セット
これらにコーヒーかジュースのチョイスとトースト2枚が付きます。
これはアメリカンブレックファスト。ハム、ソーセージ、ベーコン、プレーンオムレツとあるのですが、野菜がベークトトマトだけなのは残念。
最近のタイの人、特に田舎の人は野菜嫌いの人が多いから、サラダとか付けないのかな。
西洋人観光客が戻ってきたらば、たぶん野菜も充実するだろうと期待しています。
メオダム、一人で宿泊したのですが、一部屋当たり二人分の朝食が含まれているというので、タイ式のお粥セットもオーダーさせてもらいました。
タイ式のお粥は、豚ひき肉を入れてあるのがスタンダードなのですが、アメリカンブレックファストでハムやベーコンなど豚肉続きだったので、豚肉以外を希望したところ、鶏肉を入れて作ってくれました。
なお、このお粥セットも野菜はお粥の上の乗っかったワケギぐらいなのがちょっと残念。
お粥セットにはヤムと呼ばれるタイ式のピリ辛サラダでも付けてくれるとベストなんだけどな。
でも、作り置きではなく、ちゃんと料理をして運んできてくれるのも嬉しいです。
如何でしたでしょうか?
スコータイのホテルはリゾートタイプが多くて、ここよりもずっと高級なところや、もっとお手頃価格のところもあったりしますが、スコータイ遺跡巡りは駆け足で見て回るだけではなく、ホテルに泊まりながら、ゆったりと見学していたたせくのもお勧めです。
たとえば、初日はガイド付きツアーでハイライトを見学し、基礎知識を蓄えてから、一泊して翌朝の涼しいうちにもう一度、自転車で遺跡見学をマイペースで回られたら、より充実したものになると思います。
最後に、このリゾートに泊まった感想。
このリゾートで一番良いところは、スタッフのホスピタリティーでした。
レセプショニストはもちろん、ルームメイドさんやガーデンの手入れをするスタッフさんまで、みんな挨拶をとてもしっかりしてくれます。
これって、とても気持ちがいいです。
チェックアウトをして、車をスタートさせようとしたら、近くにいるスタッフが並んで手を振ってくれて、まさに感動ものでした。
H.I.S.ピサヌローク支店では、お客様のご希望に沿った形のオーダーメイド旅行のご相談を歓迎しております。
ホームページ(メオダムクラブ) => http://www.meodam.club/