カンクンからバスにゆられること約4時間半。カンクンの属するキンタナ・ロー州のお隣、ユカタン州の州都メリダに行ってきました
ここメリダは1542年にフランシスコ・デ・モンテホ率いるスペイン軍に占領された土地。
今でもその時代に建てられた建物を少しずつ少しずーつ改修しながら大事に使っていて、街全体がコロニアル風の素敵な街なのです。
街の中心にはカテドラルと呼ばれる大聖堂やソカロと呼ばれる大広場があり、いつでも地元の人々や世界中からくる観光客の人々で賑っています。また、暑い季節にもなると地元の人々が夕涼みにやってくる憩いの場所となっています
メリダの人々も含めメキシコ国内ではカベソンとの愛称で呼ばれているマヤ系の人々。カベソンとは直訳すると頭でっかちさんのこと。
かつてこの辺りのジャングル地帯を頭に荷物を乗せて運んでいたという事で、マヤ人の人々、序々に首が短くてずん胴になってきたとかその名残か今でもマヤ人の血が濃くなればなるほど確かに首が短くて頭の大きめな人がどこでも目に飛び込んできます
頭でっかちって…そりゃちょっとひどいんじゃないと思ったらマヤ系の方々、これも愛嬌愛嬌と意外と気に入ってる模様。この何もあんまり気にしない辺り、メキシコ人、好きです。
そんなこんなで、地元の人々と他愛ないやりとりをしながら、夜になり一人ぷらぷら街を歩いているとどこからともなくギターの弾き語りが聞こえてきます
よくよく目を凝らしてみると、ソカロから北に3ブロック程行った場所にあるサンタルシア公園にて20代後半位のメキシコ人男性がギター片手にロマンティックなメロディーを奏でていました。
メリダ市内では毎晩場所を変えながら、各所でこのようなステージが行われ、この日も若い恋人同士やお年を召した老夫婦の方などがそのロマンティックな曲や歌に聴き入っていました。
また、ある日にはこの辺りユカタン半島の伝統舞踊であるハラナという踊りが披露されたりと、いつ滞在しても夜には街のいたるところでお楽しみがあるのです
そして、1日の締めくくりに、ユカタンの郷土料理であるコチニータ・ピビルという豚肉料理を食べに行きました
オレンジのソースに漬けた豚肉を、バナナの葉っぱにくるみ蒸したもの。日本でなかなか味わえない料理に満足満足とレストランを後にしたのでした
近辺には多くのマヤ遺跡なども点在していて、カンクンとは異なった魅力を持つ素敵なコロニアル風の都市メリダ
今後もここで近くのウシュマル遺跡やカバー遺跡などを紹介して行きたいと思います
それでは皆様HASTA LA PROXIMA VEZです
A⇒T