チチェンイツアー遺跡あたりを散歩していたところ、カメさらいにあいました。カメです。
今は、HISスタッフの家で間借りして暮らしてます。カメです。
家主が僕に色々話しかけてきます。
うるさいです。
今日はソカロの話をしてました。
現在のメキシコの各都市はスペイン人によって設計され作られてきました。
街の作り方も、スペインの町並みのように作られています。
街の中心にはソカロと呼ばれる中央公園があり、その公園から碁盤の目のように道が東西南北に走っています。
中央公園の周りには、市役所、教会、裁判所といった、重要な建物が建てられております。
これは、世界で2番目に大きいといわれるメキシコシティのソカロです。
周りには市場もあり、地元の人で賑わいます。
近代的な建物も周りには無く、これがメキシコだ、という雰囲気の味わえる場所です。
実はカンクンにもソカロがあります。
しかしながら、ソカロとは呼ばれておりません。
その名もパラパス公園。
以前はわらぶき屋根の大きな立派な舞台だったのですが、ハリケーンで吹き飛んでしまいました。
日が暮れる頃に、地元の家族連れの方々がたくさん集まり、屋台が出たり、色々なショーが行われたりします。
カンクンは近代的なホテルが立ち並ぶリゾート地で、街が作られてから30年くらいの歴史しかなく、メキシコシティのように歴史地区と呼ばれる、趣のある場所はありません。しかし、このパラパス公園のベンチに腰掛けて、すれ違う地元の人を見ていると、ああ、ここはメキシコだ、とメキシコを感じさせてくれる、カンクンの中でも一番落ち着ける場所です。
そして、このパラパス公園の周りには、おいしいお勧めのレストランもたくさんあります。
パラパス公園への行き方は、カンクンのダウンタウンのメインストリート、トゥルム通りで、バーガーキングを見つけたらその小道を入って行ったところにあります。
地元の人が多く、治安はそんなに悪くは無いですが、良いともいえませんので、夜遅くには行かないようにされてください。
家主は、夜な夜な酔っ払って、パラパス公園付近をふらふらしてるそうですが、。
ということで、カメです。
家主は、パラパス公園が一番すきなんだとさ。
だったら僕も連れてってくれよ。