11月2日は「死者の日」です。

スペイン語ではDIA DE MUERTO(ディア デ ムエルト)と呼ばれております。

日本の「お盆」にあたる日です。

ここメキシコでは、

亡くなられた親族の魂が帰ってくるので、皆でお祝いをします。bomb
H.I.S. CANCUN支店

カンクン支店も死者の日の為の飾り付けをしました。
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魔女が飛んでいたり、ドラキュラがいたり、変なお化けも登場です。

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何かにぎやかですね。

死者の日をもう少し詳しく説明致します。

何時からかは、はっきりとは分かりませんが、スペイン人が侵入してくるよりもはるか昔から、少なくとも3000年以上前からマヤ族やアステカ族といった先住民によって、同じように死者の魂を迎えるお祝いをしていたそうです。

その時は、先住民は太陽のカレンダーというものを利用しており、太陽のカレンダーの第9番目の月に祝って痛そうです。今でいうと、8月の初めだそうです。1日だけではなく、一ヶ月間まるまるお祝いを続けておりました。

その際に崇められていたのは、ミテカチウワトゥル(MICTECACIHUATL)という死の女神様でした。

今では「死の貴婦人」(DAMA DE MUERTE)とか、カトリーナ(LA CATRINA)として知られており、死者の日の祭壇を見ると、よく貴婦人のような骸骨を目にします。それがカトリーナです。

日本と同じように、死者の日には墓参りに行き、お墓の掃除をして、花を飾り、お供え物をして、音楽隊を呼んで皆でお墓の周りで歌を歌って祝ったりしております。

諸事情があり、お墓参りにいけない場合は、死者の日に備えて、家に祭壇を飾ります。日本ではお仏壇は年中飾られておりますが、こちらでは、死者の日だけ、祭壇を作って飾り付けます。

飾られるものは、

・亡くなられた方の写真、

・煉獄の魂の絵---もし、亡くなられた後は苦しまないように、その苦しみから抜け出せるようにという願いが込められています。

・12本の大ローソク---12本ではなくても偶数が好ましいそうです。色は哀悼の意を込めた紫色。

・CEMPASUCHILという花---日本語で何と言うのか分かりません。すいません。鮮やかな黄色い花。太陽の光を表す。

・土で描いた十字架---土を盛って十字架を描きます。信仰を表します。

・後は、子供の魂のためのおもちゃとか、テキーラとか先人が好んでいたものを色々と供えます。死者のパン(PAN DE MUERTO)も欠かせません。

 11月1日は子供の魂が帰ってくる日、11月2日が大人の魂が帰ってくる日と言われております。

まだ、書き足りませんが、これくらいで。

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