2010.02.24
問題です。
「人間は何から創られたでしょう。」
おっと。
今回の問題は何だ。
ダーウィンの進化論が一般論である世の中で、人間が創られた、とはどういうことだ。
実はマヤの残した神話の中には人間がどのように創られたのかということが伝えられているのです。
マヤの人にとっての聖書とされる「ポポルブフ」。
そこには創世神話が綴られていた。
創世主であるテペウとグクマッツ。
彼らは神々を集めて、我々を崇拝する種族を創らなければならない、ということに合意するのであった。
そして大地と動物が創造され、次に人間を創ろうと試みる。
最初に泥から人間を創ってみた。
この人間は泥であるがゆえに柔らかすぎて人間としての機能を全くせず失敗に終わるのでった。
また神々が集まり、次に木から人間を創ってみた。
今回は人間のように機能し完成したかのように思えたが、一つ足りないものがあった。
それは心である。木で出来た人間は心が無いので神々を崇拝することはなかった。今回もまた失敗に終わるのであった。木で出来た人間はそのまま森の中に消えていき森の住人、猿になるのであった。
再び神々が集い、悩んだ挙句、
何とトウモロコシから人間を創ったのである。
このトウモロコシで創った人間は、心のある信仰深い種族となるのであった。
ということで正解はトウモロコシ。
トウモロコシの栽培を最初に行ったのはマヤであるといわれています。
この神話も約3千年も前から伝えられているという。
マヤとトウモロコシの関係は非常に深く、
マヤの人たちはトウモロコシを主食とし、トウモロコシを使ったいろんな料理が伝えられています。
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