2011.04.22
カンクンのダウンタウンエリアには、市民の憩いの場「パラパス公園」があります。
週末になると、どこからともなく人が集まってきて、ランチや夕飯を食べています。
こちら、豪快で色鮮やかなお肉の串刺し
「パストール」というタコスです。
豚肉をタレ漬けし、串に刺して、片面備え付けのオーブンで焼いていきます。
お肉の塊をくるくる回し、全部の面が焼けるようにします。
それを包丁でさいで、細かく切り刻み、トルティージャ(基本的にとうもろこしでできた薄い生地)に挟さんで
できあがり
この「パストール」。
どっかで見たことはございませんか?
そう。
トルコの「ドネル・ケバブ」をメキシコ風の味にアレンジしたものなんです!
つまり、味以外は中東やトルコからの頂き物
ただ、タコスにして食べると本当に美味しい
メキシコ国内では、シティー近郊のプエブラという街が起源だと、言われています。
切ったものをプールしておく、おなべ。
緑色の植物は葱です。先っちょが、たまねぎのように丸いんですが、味は日本のものと大差ありません。
パストール以外にも、ビーフやポーク(現地では、ビステック・カルネアサーダ・チョリソー・アラチェラetc...と呼ばれています)などのタコス要員がたくさん準備されてる
ちなみに、オーソドックスですがカルネアサーダ(焼肉)、好きです。
自分の食べたいものを買って、後ろを振り向くと、
即席のDJブースがあり、カンクンの方々が踊る踊る
サルサやメレンゲやら、ラテンの音楽がかかるかかる
セマナサンタ(=イースター=キリスト復活祭)スタートの前日とあって、盛況でした!
そんな余興を横目にタコスを頬張った、ある仕事帰りの1日なのでした