2017年8月15日。
72回目の終戦記念日です。
国籍を問わずに多くの方が命を落とされました。
しかし、今でも世界では終わることなく争いが続いています。
過去から学ぶ事が出来ない愚かな私達人間。
人間を人間ではなくしてしまうのが戦争であると言われています。
経験してなくともその意味はよく分かります。
72年前に焼け野原と化した日本は、今ではトップクラスの先進国になりました。
多くの方の犠牲の上に、多くの方の努力の上に築かれた今の日本です。
その方々への感謝を私は行動にて示していきたいと思います。
時たまお客様が感謝のお気持ちをチップとして下さいます。
入社してからこのかた、頂いたチップは使わずに貯めています。
メキシコには貧しい地域もあり、学校へは行かずに働かされている子供も沢山います。
また、学校が不充分で通学できない子供もいます。
先進国の仲間入りをしたと一部では言われているメキシコですが、この地で生活していると、それはまだ早いと言うことが分かります。
頂いたチップは未来への学校建設の資金として使いたいと思っています。
ご好意で頂いた物ですので、何か世の中に還元出来るかたちで使いたいと思い、たどり着いたのがこの案です。
教育こそ人類最大の武器です。
教育なくしては問題改善はありえません。
教育は人間の財産です。
ビジョンは沢山ありますが、どうやって現実化していけば良いのだろうか…と壁に突き当たり、躍起になることもしばしば。
しかし、そんな時に自分を立ち直らせてくれるのが、『日本人である誇り』です。
敗戦国、焼け野原であった事が信じられない今の日本。
その底知れぬ努力と這い上がる力を持った国に生まれ育った自分には欠片たりともその力が備わっていると思うのです。
人種差別ではなく『日本人の私にならできる』、『日本人の私だからこそやってのけたい』と言う思いがあります。
過去の過ちから学び、その学びから新たなものを作り上げた時、過ちは形を変え、そこからマイナスの要因がなくなっていくのではないでしょうか。
そして、その事が犠牲を無駄なものではなく、大切な土台へと変えて行く事が出来るのかもしれません。
書籍のタイトルに『夢の向こうの志』というものがありました。
『志』がなければ夢を実現していく力は弱くなると思うので、『志』の大切に気付かされました。
この書籍のタイトルが今の私の座右の銘となりつつあります。
世の中を良くしていく事は全く難しい事ではありません。
1人1人が意識を変えるだけで、今すぐに世の中は良くなります。
しかし、そんな簡単な事が出来ずに同じ過ちを数千年続けている人間。
いい加減に終止符を打たなければなりません。
傲慢の意味ではなく『日本人』の誇りを胸に挑んでいこうと思います。
それが私なりの犠牲者の方々への敬意です。
HIS。
私の中では、
H=hope
I=idea
S=success or save
『希望のあるアイデアは成功する』
or
『希望のアイデアは人を救う』
と、自分で勝手に思い込んでおります。
72年目の終戦記念日に誓う未来への挑戦です。
亜希
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ますますメキシコが好きになる!好きになろっ!