ハワイのレストラン
2012.08.01
Aloha~ ハワイはもともとヘルスコンシャスな人が多いのですが、それに加えて最近はローカルで作られたものを積極的に取り入れていくレストランが増えています。
その代表的なレストランがここ「TOWN」。オーナーのEd Kennyはこの運動の推進者で、ローカルファームで有名なMAOファーム等の経営にも参画しています。
彼のモットーは、“Local first, organic whenever possible, with Aloha always” 。
ハワイはアメリカ本土に比べると、土地の面積は非常に狭いので、砂糖やパイナップルなどをのぞくとほとんどの食品は、カルフォルニアから運ばれてきます。
農業が盛んなので思わずみんなローカルの取れたての野菜を食べてるのかというと、これはあくまでも「高級品」。スーパーマーケットやチャイナタウンの野菜はほとんどが数日かけて空輸されてきているものなのです。もちろんそういった野菜は日持ちするように、農薬もたっぷり使われています。
ここ数年のうちにオーガニック食品の普及とともに、BUY LOCAL, EAT LOCALという言葉がよく聞かれるようになり、KCCなどのファーマーズマーケットが盛んになってきました。
と、うんちくはここまでにして、さっそく彼のレストラン、タウンに行ってきました。
まずはワインとビールと、無料で提供されるブレッドとオリーブの身で料理がでてくるのを待ちます・・・
まずはアペタイザー。
ムール貝をバター、ワイン、レモンで炊いたもの(多分・・・。ちなみにここのディナーメニューは仕入れ状況に応じて毎日変わります・・・)。
いままで食べたことのない味です。ムール貝からのうまみと、レモンのすっぱさがワインに合います。ちょーっと塩辛かったです。これにパスタいれるとおいしいと思う・・・
このほかにもう一品、チンゲン菜のグラッセをオーダーしました。
これはシンプルでもおいしかったです。脇役すぎて、写真とるのを忘れました・・・
そして本日のスープ。
黒豆のスープ。
スープがやばかった・・・。量が多い!これは要注意です。日本のサイズではありません。
結構これでおなかいっぱいになっちゃいました・・・・。
だんなと二人でシェアしたのですが、まさかこんなにおなかが膨れるとは・・・
そして本日のメイン。
ポークロインのポーレンタとグリーン添え。
ここのポークはローカルで育ったものを仕入れています。彼は1頭すべてをどの部位も使い切るそうです。でないとコストが合わないそうで、本土から使う部位だけを仕入れればポークは安い食材ですが、ローカルにこだわると、とても高い買い物になるそうです。
先ほどのスープでおなかいっぱい気味なので、これもシェアしましたが、うーん、味は普通。
私の味覚は純日本人なので、豚はラフテーのようなしょうゆと砂糖で炊いたものがほしくなりました。ポーレンタはコーンのおかゆみたいなもので、おいしいのですが作っているときのバターの量をみると、かなりドン引きです。食べるととてもおいしいのですが・・・
ここはデザートがおいしいのでも有名ですが、本日はたどりつかず・・・・
ここまで食べて二人でチップ込みで60ドルぐらい。
おなかいっぱいになりました。
思っていたより、価格はリーズナブルです。
この日は月曜日だったのですが、7時半ぐらいから込み始め、8時ぐらいには外にもひとが待っている状態でした。ローカルに人気のレストランです。カップルにお勧めです。
今回まったくリサーチせず行ったのですが、yelpとか見てみると、ニョッキとハンドカットパスタ、アヒタルタルが人気のようです。
リベンジの際は、おなかをすかせて、スープはなしで。
場所はカイムキ地区なので、ワイキキからでもタクシーで10分ほどです。
詳しくはこちらで↓
http://www.townkaimuki.com/
<HR:さざえ>