ハワイ・ホノルルのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 ハワイ観光ブログ

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ここ常夏のハワイでは一年を通じていつも美しい花々が咲いていることを、皆さんもご存知のことでしょう。また、ホノルルの街をそぞろ歩けば、日本でもなじみ深い花を見かけることもあると思います。たとえば、ハイビスカス。日本のアオイやフヨウの仲間だそうで、中でも黄色のハイビスカスは「ハワイ州の州花」とされています。下はブーゲンビリアです。

でも、日本ではお目にかかれない南国の花々や、街中でしょっちゅう見かけるのに名前を知らなかったりする花もたくさんあるので、ホノルルの植物園に出かけてみました。ハワイ州都、ホノルル市のあるオアフ島には五つも植物園があって、うち四つは無料で開放されていますが、今回は有料でも一番出かけやすくて、一番歴史の深い、フォスター植物園をたずねてみました。

場所はチャイナタウンのすぐ側、飲茶で有名な「レジェンド・シーフード・レストラン」から10分ほど川沿いに山側(マウカ)に向かって歩けば、観音寺のお隣に、フォスター植物園の入り口が見つかります。

常夏とはいえ今は12月、やはり咲いている花々は限定されていたのか、リヨン蘭庭園という場所へ行ってみると、蘭の姿はまったくなく、代わって南米やアフリカ、東南アジアの珍しい花々が咲き誇っていました。下は南米ボリビア産のレッド・パウダーパフです。

上は南アフリカ産のバード・オブ・パラダイス(極楽鳥花)です。名前のとおり、トロピカルな鳥のように見えますよね。次はここハワイ太平洋、東南アジア原産のヘリコニア(オウムバナ)です。

その後、グリーンハウス(温室)へたどり着くと中には色とりどりの蘭が咲き誇っていて、温室の外の花畑では蝶々が乱舞し、とかげもたくさん見かけられました。

フォスター植物園の歴史をたずねると、19世紀半ば、ハワイ王朝お抱えのドイツ人医師が広大な屋敷に植樹蒐集し、今は巨大な古木の群れとなった庭園が発端だということもあって、花々というよりは珍しい樹木、なかでも珍しいソテツのコレクションで知られているようです。次はとてもへんてこな木で、エイリアンみたいな花と、その名のとおり砲丸のような実がうじゃうじゃ生い茂る南米産のキャノンボール・ツリーです。

庭園内の緑濃いジャングルのような周辺をそぞろ歩いていると、12月なのに蚊に刺されてしまいましたので、皆さんご訪問の折には虫除けスプレーと、かゆみ止めのご持参をおすすめします。ワイキキやダウンタウンの喧騒を離れたいけれど、あまり遠出をしたくない皆さん、ちょっと「地味」だけれど、ここフォスター植物園で、静かなひと時をすごしてみるのも、よいかもしれません。

Foster Botanical Garden

住所：50 N.Vineyard Blvd 

営業時間：9:00-16:00

入場料：大人$5.00　子供$1:00（5歳以下無料）


マハロ。

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