観光
2006.06.16
楽しみにしていた遺跡観光が雨だったらどうでしょうか。
結構憂鬱になりますよね。
特にメキシコに点在する遺跡は、太陽がとても似合うところが多いですしね。
でも、今回紹介するモンテアルバン遺跡は、雨にも関わらず、むしろ雨の方が
乙なのではないかと思うくらい、素敵な印象でした。
モンテアルバン遺跡は、オアハカにある遺跡です。
オアハカは一番メキシコらしい(メキシコを知らない人が想像するメキシコのイメージに一番近い)ところから、非常に人気のある観光地です。
モンテアルバンは、メキシコの中でも古い遺跡で、その起こりは紀元前500年前と考えられております。テオティワカンが栄えた時よりも、実に500年も前に都市が築かれました。
オアハカ盆地の中、高さ400メートルの土地にたち、 樹木は限りなく少なく、中央広場を神殿軍が取り囲み、どこか天空に浮かぶ都市を想像させます。晴れていれば360度の展望に、ここも神々が築いたのではでないかと疑うくらい美しい景色が広がります。
しかし、今回は雨。晴れと雨ではこんなにも違うものかと感じますが、その雨の中に立ち込める霧がまた神秘的で、謎めく遺跡のロマンのようなものを感じました。びしょびしょになりながらも…。
雨にけぶるモンテアルバン、なかなか乙なものでした。
雨もなかなかいいものですが、メキシコの遺跡は非常に滑りやすいので転ばないように気をつけてくださいね。