昨今は C から入ってくる粗悪品が多く、従来あった優れもののキッチングッズが少なくなりつつある
メキシコです。 ステンレスは 錆びない。 そんなものは当たり前の日本ですが、C から入ってくるのでしょう、1日で錆びます。 高額なものを購入したら 7日間でさびました。 日本でもクレ-ンを支えている
鉄鋼の事故がたて続けにでましたが、 鉄鋼そのものはどこから来ているのか、クオリティ-コントロ-スで
どこまで管理ができるのか??従来の鉄とは別物の、以前であれば鉄とは呼べないものも、
コ-ティングを綺麗にし表向きは鉄みたいな顔をしておさまっているのではないかと全てを疑いたくなります。
粗悪品が横行し、粗悪品で儲けた粗悪業者は粗悪品より一寸良い品を高額にして販売します。
もちろん粗悪品。 高額でも金の価値と品質とは一致しないシステムがどっしり腰を落ち着けています。
金より安全が優先のナサ宇宙局のようなところだけはクオリティ-コントロ-ルがまだできているのでしょうか?
メキシコのキッチンの優れもの1番は
モルカヘテ
この火山噴火時にでてきた石です。 この一寸引っ込んだところに にんにくを入れて
これまた同じ素材でできた棒でとんとんと叩きますと、にんにくの皮はつるりと剥け、
マッシュにんにくの出来上がり、にんにくの香りが100%でてお料理にコクががでます。
胡椒のような硬い粒でもしっかりこなしてくれますし、なんといってもこのグッズに
匂いが付かない、水で洗って直ぐ乾き別のものをマッシュできる。
ハ-ブを多く使うメキシコではキッチンには必ずある1品です。
これは大きな家族用、メキシコは私の年代 (秘密。。)の親の時代は 11-14人の兄弟
自分達は 6-9人といった予想も付かない程の大家族でした。
モルカヘテも洗面器みたいに大きなものもありますが、子供が5人を超せばこれでないと。。。。
我々の子供の兄弟はちなみにこんなに出生率が高いカンクンではありますが、
何と2人というのが平均です。 14人兄弟 生んだお母様も立派ですが、洗濯は? 全自動洗濯機が無い時代。 シ-ツが 5-6枚どこに干せるのでしょうか、 夕食時 皆さんご一緒でご飯めしあがったのでしょうか???夕食のチキンは 3匹は殺さないと皆の口にはいらないでしょう。 等等を考えると
母は強しの一言でしょう。 重く、水洗いで直ぐ乾く 火山の石はお母さんの強い味方でした。
タラベラ焼きの塩入れ、とお手拭いれ
兎に角口に入れるものは焼き物が良いようです。塩がさらっとしています。
(カンクンの近くでメキシコ湾に注ぐ川の近くで塩が大量に取れますが
そんな自然の塩でも保管が良いのです。)
メキシコでは水道水を飲む習慣が無いので水を購入しますが、全てプラスチックボトル入れ。
何となくプラスチックの匂いが。。。。。なのですが、このタラベラ焼きの水入れにいれて飲むと
匂いが無いのは、狙いが的中でしたのですが、なんとヒンヤリ美味しい水になっているのでした。
550ペソもしたので、美味しいと思うのか、 やっぱりメキシコ伝統の焼き物が優れものなのか
今度の茶会で賛否を問うて見たいものです。