ウシュマル遺跡
2011.02.15
チュルトンとは、一体なんでしょう
チュルトンとは水を貯水する為の人工的な地価貯水タンクのことです
なぜその様なものが必要であったかというとマヤの遺跡の殆どは大河の近くに都市を築くことを
しなかった為です。古代高度文明は大河の近くに都市を築いたと言われていますが、このマヤ文明は
例外ですね。
なぜ他の文明の様に大河の近くに都市を築かなかったのかと言うと。。。。。ただ単にユカタン州その他近くには
川がなかったんですね
それ故にこの様な人口タンクを作る必要があったんですね
こちらはUxmalのチュルトンです。
ユカタン州の大地は石灰岩で出来ていますが、石灰岩は水を吸
収してしまう性質がある為、降った雨が地下にもぐってしまうん
ですね。ということでユカタン州には川がありません。
その為マヤの人々は地下にタンクを作り漆喰で地面と壁を固めま
した。その後天井部分(地上部分に)穴を作りそこに降った雨が
流れ込むようにしていたんですね
また、遺跡全体の地面を漆器で固め遺跡に降った全ての雨を集めいていた遺跡もあったりします
その遺跡ではタンクなんてみみっちい物を作らず巨大な人工の池を作っておりました
そして、その水を再利用しエコに貢献していたとか~
Tonatiuh