2016.09.12

15年。

赤ちゃんが中学3年生になる歳月です。

『9.11』ある意味代名詞となってしまった悲しい数字。

世界が驚愕に包まれた出来事から昨日で15年が経ちました。

15年前にTVの前で唖然としながらあの光景を眺めていた事をよく覚えています。

あの日から一体何人の命が奪われ、何人の人が悲しみ、人生を狂わせてしまったのでしょうか??

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ツアーで立ち寄る休憩所でつい最近生まれた子犬。

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行く度にすくすく大きくなり、この前行った時には歩ける様になっていました。

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そして子犬の近くには常に母親がいて、子犬を見守っています。

子犬に近づきすぎてうなられたこともありました。

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『母親の愛』ですね。

やはり『母は強し』。

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多くの奪われた命にも家族がいますし、友人も沢山います。

1人の命が奪われることにより、悲しむ人は一体何人いるのでしょうか?

水滴の様に、一滴の雫が落ちると周りには波紋が広がっていきます。

これが人の死をうまく物語っているのではないでしょうか?

『悲しみの連鎖』は『憎しみの連鎖』を生み、『復讐の連鎖』へと繋がります。

この不の連鎖をどうしたら断ち切れるのか…。

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日増しに大きくなっていく子犬を見ながら思ったこと。

『私達は何の為に生まれて生きているのか?』

『人を殺す為?』

『人に殺される為?』

『大切な人を奪われる為?』

『悲しみに暮れる為?』

『人を憎む為?』

『復讐する為?』

そんな為に生まれてきたのならあまりにも悲しすぎます。

世界各地で起こっている紛争やテロ。

悲しみ、怒り、恐怖が溢れた世の中。

涙を流し悲しむ人を見て思ったこと。 

涙には色々あると。

悲しくても、悔しくても、嬉しくても、感動しても涙は流れます。

嬉しくて泣いたのは一体いつだったのだろうか…?

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この子犬がよちよち懸命に歩いているこの過程を全ての人間が歩んでいます。

人間だけではなく全ての生き物がこの過程を歩んでいるのです。

そしてその様子を近くで見守る存在が必ずいるのです。

一瞬で殺めることが出来る命が一体どの様な長い過程を歩んできたのかを考えても、それでもまだ紛争やテロ行為は無くならないのでしょうか?

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懸命に歩んできた過程を命を殺めるために使うなんて悲しすぎませんか?

人々が日々、力強く懸命に踏み出す1歩が確実に明るい誠実な方向へ向かって行くことを願います。

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全ての人にとってより良い明日が来る事を願い、今日も力強く懸命な1歩を…

亜希

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