ハワイ・ホノルルのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 ハワイ観光ブログ

今回はハワイのペット　について書きたいと思います。
ハワイにも、日本と同じようにペットの保護センター（保健所）があり、
たくさんの捨てられた動物や、野良猫（犬）などが一定期間保護
されています。　日本と同様に、ある一定期間を過ぎても引き取り手が
見つからない場合、投薬によって安楽死させられることになります。



ヒューメインソサエティ　という場所です。
毎日動物の保護は、24時間営業で受け付けており、引き取り（アダプション）
については、平日11時～7時まで／週末10時～4時まで　となっております。
犬/猫は＄60から、小動物は＄45から　引き取ることができます。　
必要な検査や手術も行ってくれるので安心です。

入り口を入ってすぐ右手には、ケージに入った小動物（うさぎ、モルモット、鳥）
などが並んでいます。　それぞれのケージには、保護センターで付けられた
らしい名前やそれぞれの動物の性格などが記されています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そのまま奥に進んでいくと、やはりケージに入った犬
がたくさん並んでいます。子犬や人気の犬種はすぐに引き取り手が
見つかるため、滞在は数日となりますが、大型犬や歳を取った犬は
なかなか引き取り手が見つかりません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

犬はとても頭の良い動物です。自分たちがなぜここにいるのか、
この先どうなる運命なのかわかっているため、悲しげにしている姿を
見てとてもせつなくなります。　先日、久しぶりに見学に行ってみた際、
ある犬のケージの前のプロフィールを読むと、「イラクへ行くことが急遽
決まってしまい、預かり手が見つからず仕方なくこちらに置いて行きます。
どうか彼を引き取って下さい・・」とかかれてあり、とても悲しくなりました。　
この犬のオーナーはミリタリーの方のようで、急遽イラクへの派遣が
決まってしまったようでした。

この先が猫の部屋です。
小さな部屋にはたくさんの子猫が丸まって寝ていたり、じゃれて遊んで
いたりやはり猫も子猫は人気があるため、すぐに引き取り手が
みつかります。　隣の部屋には、ケージに入れられた大きめの猫が
入っています。　それぞれのケージにはやはり名前やプロフィールが
つけられており、どんな性格の猫なのか、詳細がわかるようになっています。



そしてこれが我が家の猫たち、左がゴンタくん、右がギズモくんです。
数年前にヒューメインソサエティからもらってきました。
ゴンタは手で水を飲む変な猫です。　よくしゃべる猫で、無視すると
片手でトントンと私を呼ぶようなしぐさを見せます。
ギズモくんは、以前人にいじめられた経験があるようで、最初は
あまりなつかず、大きな音にびっくりする猫でしたが今はすっかり
家族になじんでいます。　なき声が機械のような音だったため、
ギズモいう名前が付いたみたいです。

ハワイから日本への猫、犬の持ち込みは以前より申請期間が
短くなりました。　身元識別チップを入れて、狂犬病の予防注射、
健康診断書などが揃えば割と簡単に連れて行くことが可能なようです。　
ただし、日本の動物検疫に到着の40日前までに申請をあげないと
いけないため、観光の皆さんはハワイでペットを購入（もしくはアダプト）
しても、連れて帰るのは若干の時間がかかりますので要注意です。

皆さんも機会があれば、ぜひヒューメインソサエティまで足を運んで
みてはいかがでしょうか。　引き取りをしない（できない）方でも見学のみも
できます。　1匹でも多くの動物が助かると良いな～と思っています。

ヒューメインソサエティ
2700　ワイアラエＡＶＥ
ホノルルハワイ　96826

GRP/Ichigochan875