ハワイ・ホノルルのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 ハワイ観光ブログ

本日は日曜日の良いお天気ということで、ちょっと遠出のドライブへ。
キラウエア火山まで行って参りました。
現在、ＳＯ２（二酸化硫黄）が通常よりも高い濃度で出ており、ここは、箱根か、はたまた、霧島温泉か？
と思わせる匂い。
で、足湯温泉くらいは作ったのかい？と私は聞きたいですが、アメリカはこの匂いに警報！
（ＡＬＥＲＴ！）の黄色い看板をところどころに出していてシリアスな感じでした。

さて、本日は、ビジターセンターの横（奥）にひっそりと建つ、ボルケーノアートセンターギャラリーを
ご紹介したいのです。何度もここに来ているのに、中を全部見て回ったのは今日が初めて。
こんなに素晴らしいギャラリーがここにあったなんて！
なんと言っても、趣味が良いのです。ハワイ在住の芸術家の作品だけを展示・即売しているギャラリーで数も種類もこだわりも、ハワイ島NO.1と言っても過言ではありません。



まず、この建物は１８７７年にボルケーノハウスホテルとして建てられました。
公園内の最初のホテルなのです。現在のボルケーノハウス（ホテル）とは場所が違います。ご注意を。
当時、客室は６室のみ。それもかなり狭いお部屋です。
建物をそのまま残して、ギャラリーにしてあるので、それぞれのお部屋に、版画、ＫＯＡ、ガラス、ペイント、ファブリック、アクセサリーとそれぞれのテーマごとに展示してあり、非常に見やすい作りです。
全てはハワイのアーティストのためのギャラリーとなっており、
お値段も我々庶民が手の出るくらいの作品が多いのも特徴です。


↑壁掛け用腕時計。「ウオッチクロック」ＫＯＡの木で出来ています。欲しいな



↑本日の戦利品。溶岩に見立てた飾り皿です。モンステラの葉の色が美しすぎて買ってしまいました。

私達は以前からお気に入りの版画家CARENさんが本日デモンストレーションをするということで、
参上したのですが、気さくに、ＨＯＷ　ＴＯ　を教えてくれる彼女は本当の意味でアーティストだなっと思いました。



彼女はハワイアンレジェンドを版画で表現することで有名ですが、
ビショップミュージアムから出版された最新作「LONO」という絵本は、
内容も版画も力強く、ハワイの植物を知るのに素晴らしい一冊です。



彼女が作品に使用している道具や材料のほとんどが、その辺のホームセンターに売っているものばかり。
彼女が「一番大事な道具はこれ！」と見せてくれたプラスティックのスプーンを見て、
大笑いしてしまいました。インクをつけた版を紙に写すときに押さえるためのスプーンなのです。


私も版画やってみたーい！と帰り道はクジラの潮吹きを眺めながら、図案を考えてニヒヒと笑っていた私です。

キラウエア火山国立公園に行かれたら、ボルケーノアートセンターへも是非お立ち寄りください。かなりお薦めです。

写真はカレンさんの作品たち。

http://www.carenloebelfried.com/　カレンさんのWEBPAGE
http://www.volcanoartcenter.org/　ボルケーノアートセンターのWEBPAGE

ＫＯＮＡ支店　しずか