ハワイ好きの皆様、Aloha!!

ハワイでホテル手配の仕事をしている私は、日本からも問い合わせが
増えてきた「ADA」について
このブログで取り上げようとずっと思っていたのです。

この「ADA」と言う言葉 は、まったく何のことかも想像もつかない
かもしれませんが、ある人たちにとっては非常に重要な意味を持つのです。

旅行先として人気のあるハワイにも、ここ数十年の技術の進歩によって
障害を持つ多くの旅行者が訪れるようになりました。しかしながら
障害を持つ人にとって、たとえば、日本から7-8時間かけて3,000マイル
もの道のりを飛行機に乗って旅することは、やはり容易ではないのです。
旅行を計画するだけでも、旅行によっては
半年から一年を要する場合もあるようです。

ハワイで提供されているサービスを紹介しながら、ADAについて書きますが
ADAはおおきなトピックなので、少しずつお話できればと思います。
基本的には、交通手段、宿泊施設、オプショナルツアー、そして
緊急時の医療機関に分けてお話したほうがいいのですが
今回は、ADAの概要のみお話します。

ADAは、 「Americans with Disabilities Act」の略語で
1990年にアメリカ議会で制定された法で、
「障害者の公民権法」ともいわれています。
この法は、従業員15人以上の事業者は、
「有資格者(職業能力のある)障害者」に対し、
障害を理由に採用を拒むことを禁止している。
また解雇、報酬、昇進、その他の雇用条件に関して
障害者を差別してはならないとしている。
従業員15人以上の事業者には、州や地方政府も含まれ
さらに人材紹介業者や労働団体も適用となる。
またこの無差別原則は、修正された更正法(501)で
連邦政府の職員にも適用となっている。

概要はここまでとして、この法は5つの章で構成されていますが
そのうち、旅行に関わる以下3つの章について
今後ひとつずつ説明していきます。
・交通機関
・公共(宿泊)施設
・コミュニケーション

次回は、だいぶ先になってしまいますが
「公共機関」についてお話します。

mm
 

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    2024.05
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