へなしゅんが語る
2015.02.20
マウイ島の北西に、ラハイナという港があります。
この町は、旧都です。
日本の京都みたいに、ホノルルが首都になる前、
ハワイ王国の首都だった町です。
ハワイ王国は1845年に、首都をホノルルに移しました。
それまで、このラハイナがハワイ王国の首都だったのです。
ラハイナには世界中から捕鯨船がやってきていました。
イギリス、フランス、アメリカ、ロシア...
ラハイナの町には、白人たちがいっぱいいました。
さとうきびプランテーションが始まる前の話です。
だから、中国系の移民も日系移民も
まだやってきていません。
そんな時代を想像しながら海を眺めると、
いろんな風景が頭に浮かんできます。
※対岸に見えているのはラナイ島です。
ハワイにはたくさんの移民たちがいます。
そして、それぞれの移民にそれぞれの歴史があります。
ちょっと勉強すると、
それはそれで風景が違って見えてきて、
なかなか楽しいですよ。