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Ryokoです!
メキシコシティから車で2時間ほどの場所にあるプエブラ。別名、「天使の町」と呼ばれています。
首都とメキシコ湾岸のベラクルスを結ぶ交通の要衝にあり、1532年にスペイン人のキリスト教宣教師によって建設されました。
その時天使たちが修道士の夢に現れ、新しい町を作るように告げたという伝説があるため、「天使の町」と呼ばれるようになりました。
この町には、「砂糖菓子の家」という実に可愛らしい建物が存在しています。建物は現在、たくさんの見ごたえのある博物館となっていて、プエブラで人気の観光スポットのひとつにもなっています。
もともと「砂糖菓子の家」(Casa del Alfenique)は、18世紀に建てられた副王の迎賓館。赤色のタイルと白色の装飾の組み合わせが、まるで砂糖菓子のように見えることから、この名前が付けられたのだそう。
最上階にある客室は必見レベルの美しさ。その展示品の数々は、どれも豪華なものばかり。スペインによる植民地時代だったメキシコは、多くのスペイン領のなかでも豊かで18世紀の初めには、全スペイン王国の税収の約半分もの富を生み出していたほど。
また、スペイン領になる前から、この「プエブラ」の町では、良質な土から素焼きを作る技術を持っていたのですが、そこにスペイン人が上薬を塗って光沢を出すことを伝えできたのが、この建物の外壁にあるタイルにも使用されている「タラベラ焼き」です。
この技術はイスラム文化に影響されたもので、大量生産することができず、今なお1枚1枚職人が手作りしています。
このタラベラ焼きの特徴は、とても硬い焼きものであること。コインなどで引っ掻いても傷ひとつ付かないほどです。
この地方で着用されていた、さまざまな衣類の展示もあります。そのデザインや美しさは、とても華やか。
また、郷土料理についての展示もあります。
じつはこのプエブラ、メキシコ料理の原点でもあるということで、料理の歴史を知る上で、とても重要な価値を持っている場所なのです。先住民たちの料理とスペイン人の文化の融合を見てとることができます。
様々な魅力がつまったプエブラ。メキシコシティからも日帰りも可能ですが、できれば1泊以上はしていただきたい町です。
訪れたことのある日本人の多くは、その素晴らしさを目を輝かせながら語るほど、メキシコの穴場的な観光地となっています。
そんなプエブラ、ぜひ1泊して満喫してください!
Ryoko
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