こんにちは!HISカンクン支店現地インターン生のSumireです!
今日はメキシコの独立記念日についてお話しします。
毎年9月16日は、メキシコの独立記念日として盛大にお祝いされます。
けど実は、9月16日に独立したというわけではないんです!
メキシコは16世紀から300年ほどの間スペインに植民地支配されていました。
これが今でもメキシコの公用語がスペイン語である理由ですね👀
そんな中、1810年の9月15日にグアナファト州の司祭だったミゲル・イダルゴ神父が「メキシコ人よ、メキシコ万歳!」と叫び独立戦争が始まりました。
そうして、一度は9月15日が祝日として制定されました。
ですが、その後大統領が自分の誕生日が9月16日だからと祝日をずらしました!面白いですね👀
つまり、メキシコの独立記念日は独立した日ではなく独立のための戦争が始まった日なのです🇲🇽
その名残で、毎年9月16日には各州の庁舎で「メキシコ万歳!(Viva Mexico!)」と叫ぶ習慣が残っています。
そして、叫んだ後は大通りを歩くパレードが行われます。夜中に始まって朝方まで続きます。
また、独立記念日前後に食べる定番の料理もあります。
「Chiles en nogada(チレス・エン・ノガダ)」や、「Pozole(ポソレ)」です!
Chiles en nogadaは、あまり辛くない大きい唐辛子にひき肉とレーズンなどを炒めたものを詰めて、揚げて、胡桃のホワイトソースをかけた料理です。
最後にザクロをかけることで、メキシコの国旗の色である赤、白、緑を表すことができます。
簡単に言うと、大きいピーマンの肉詰めといったところでしょうか?👀
実際に、9月の14日に私も食べてみました!
ホワイトソースはとても甘く、中のひき肉は甘辛いそぼろのような味がしました。
とっても手間がかかる料理だからこそ特別な日に食べるのですね🎵
もう一つの伝統料理、Pozoleは豚肉ベースのスープです。とうもろこしが入っていて、ラディッシュ、レタス、ライム、玉ねぎ、唐辛子などを自分でのせて味付します。
これも6月15日に食べてみました!味付けはとっても優しく、日本人好みなおいしさでした!PozoleはChiles en nogadaと違い、独立記念日ではなくても食べることのできる料理なので、皆さんメキシコに来る機会があったら是非食べてみてください!
長く植民地支配されていたメキシコにとって、独立記念日はとっても特別な日なのだと言うことを現地で体感できてとてもいい経験になりました!
それでは!Hasta luego~
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