メキシコはよく映画の舞台に使われます。どうしてでしょうか。
その1、メキシコは風景も美しく、また魅力的な土地なので。
その2、アメリカの犯罪者が逃げるのは国境の南、メキシコというイメージがあるから。
ところで、皆様は「ショーシャンクの空に」という映画をご存知でしょうか。アカデミーショーこそ逃したものの、何部門もノミネートされた秀作です。この映画が好きという方もよく見かけます。
さてさて、この映画、物語のキーワードともいえる土地の名前が出てきます。「シワタネホ(ZIHUATANEJO)」。最終的に、ティムロビンスが演じるアンディ・デュフレーンが、ショーシャンク刑務所を逃げ出し、たどり着くのがこの土地になるのです。
3年前の話になりますが、僕は、この映画に感銘を受け、早速シワタネホに行きました。さて、シワタネホ、実際に行ってみると、「あれれ???映画の舞台と雰囲気が違うぞ」それでも、人に聞いてみると、どうやら名前だけが映画で使われ、実際は「USヴァージン諸島(カリブ海)」で撮影されたそうです…。とほほ。
とは言え、このシワタネホはなかなか素敵な土地です。海は、カリブほど綺麗ではありませんが、本当に素朴な土地です。海岸を歩いている犬なんかもどことなくけなげな感じがします。ピークシーズンをはずせば、そこまで混んでいるということもありません。物価も他のビーチリゾートと比べると比較的安いです。ホテルも充実しており、特にシワタネホに隣接するイスタパは高級避暑地として知られています。
映画の舞台ではなく残念でありましたが、のんびりリゾート気分を味わえたことを考えると、万事オーライでした!
行き方
バスの場合
メキシコシティからは複数のバス会社が運行。所要9時間
アカプルコからは1時間に2~4本と頻繁に運行。所要4時間
シワタネホバスターミナルは会社によって分かれているが基本的にはどちらも市内中心まで徒歩圏内。
飛行機の場合
メキシコシティからイスタパシワタネホ空港まで、メヒカーナ、アエロメヒコ、CLICKメヒカーナ、アエロマールなどが1日4~6便。
往復1600ペソから (TAXは含まれておりません、2006年7月19日現在の一例)
飛行場から市内は距離がある(15キロ程度)のでTAXIを使うと便利。