カンクンにも動物園があります。
その名も「クロコクン」
正確に言うとカンクンではなく、カンクンから南に30分くらい下ったところの、プエルト モレーロスという小さな港町の近くにあります。
プラヤデル カルメン行きの乗り合いタクシーに乗り、20ペソで行くことができます。
問題は、運転手さんに「クロコクン」までと言っておいても、他にいろんなところで降りる人がいるので、クロコクンを見つけたら「ストップ」と叫ばなければそのままどこまでも行ってしまいます。
スペイン語で言うと「バッハン ポル ファボール」
ということで、クロコクンを発見し、無事に降りることができました。
この看板で大体どんな動物園か想像がつきます。
まあ、今日は休日なので、午前9時30分からビールを買いながら、ついでにチケットを購入。
一人、250ペソ。
「ビールを飲んだらツアーをはじめるから教えてね。」と受付のお姉さんに言われる。
動物園内をただ見て回るだけではなく、ガイドさん付で、約1時間のツアー。
その横からは、何と、笑い声が聞こえてくると思ったらオームのラウラちゃんが笑ってた。
やっぱりスペイン語しかわからないようですが「オラ(今日は)」っていってました。
そして、次に出てきたのは、ワニ。
そうです、今日はこれを見に来ました。
最初のワニはまだ小さくて、体調1メートるぐらい。
でも、すごく不機嫌そうで、ガイドのセルヒヲさんが結構力づくで押さえ込んでいました。
暴れてて怖いけど、セルヒヲさんは笑顔でワニの説明をしてくれました。
そんなワニを笑顔で私に渡されました。
って、おい、怖いやんんけ。
顔が引きつってました。
「もういいよ、もういいよ」と半切れ気味でセルヒヲさんにワニを返しました。
ありがとうございました。
感想。
ワニのお腹はやわらかい。
なるほど、ワニの弱点はお腹だな。と気がつきました。
こいつになら勝てるかもしれない。
ふと疑問に思ったので聞いてみた。
「こんなんしてて、ワニにかまれた人とかおらへんの。」
「お客さんではいないけど、俺の友達のマルコが。。。(沈黙) お客さんが、お前と同じようにワニを持ったら、ワニが暴れだしてん。それで、お客さんが、マルコにワニを投げ返したら、マルコの腕をがぶりといったんだ。。。。(沈黙) でも、大丈夫だよ。マルコの腕からちょっと血が出ただけだから。。。(沈黙)」
セルヒヲの顔引きつってた。
ということで、次は大きなアナコンダ。
体調は6メートルくらいあるそうです。
どこにいるか良くわからず、一生懸命探すが、見つからず、
「どこにいるかわからん。」とセルヒヲさんに訴えようと、振り返ると、、、、
「何してんねん、お前。」
「こっち来んなや。」
と、本気で日本語で叫びました。
「セルヒヲ、涼しい顔して、何してんねん。そんなやつとキスして。女にうえてんのか。」と言うと。
「どうだ、お前もやってみろよ。」と挑発されたので、
男らしく、、、
と、かわいい蛇を後にして、次は、、、
「何やこいつ」
セルヒヲに、説明されたけど、回り中、獣の気配がして、落ち着いていられず、メモを取るところではなかったので、こいつが何なのか忘れたけど、
この世のものではないことは、間違いない。
と、そのほか、ガラガラ蛇とかいろいろいました。
そんな中に、鹿もいました。
不細工な鹿に餌をあげてほっと一安心。
ふと、疑問に思ったので、セルヒヲに聞いてみた。
「この鹿たちは、ひょっとして、、、え、餌ですか。」
セルヒヲは笑ってた。
その次に、セルヒヲが
「俺の一番のお気に入りの場所に連れて行ってやるよ。」いいました。
そこには。居ました。やつとは大きさが違う。
体調4メートル以上のワニがうじゃうじゃ居ます。
恐ろしいです。
っていうか、通路にいっぱいおるやん。
そんなとこおったら通られへんやん。
っていうか、危ないやん。
「観光客は皆、イルカと泳ぐのに、150usdとか200usd払ってるけど、そんなことよりも、ここに来て見ろよ、無料でワニと泳がしてやるよ。。。はっ、はっ、はっ。」
セルヒヲ笑ってた。
メキシコ人もすっぽん食べるみたいです。
緑のイグアナ。そういえば、ガイド仲間の家にも居た。
ペットやって。
最後は尾長猿に餌をあげて。終わりです。
すっごい、楽しかったです。
皆さん、是非一度、クロコクンまで訪れてみてください。
かわいいワニとか蛇とかセルヒヲとか、皆でお待ちしてます。
***注意。ワニにかまれても、蛇にかまれても、鹿に襲われても、弊社は責任を負いかねます。あしからずご了承くださいませ。
クロコクンを後にして、
「よし、楽しかったから、ビールでも飲みにいくか。まだ12時だけど。」
と、近くの港町、プエルトモレーロスまでタクシーで10分。
港町なので、シーフードが非常においしい。
お腹がすいて、食べるのに夢中で、料理の写真を取るのを忘れました。
シーフードパスタとベラクルス風フィッシュフィレがおいしかったです。
え、まだ1時か。
「せっかくやからシュノーケリングツアーに行こう。」
一人220ペソ。さっきのクロコクンと料金は変わらない。
45分を2本で約2時間のツアー
桟橋で待ってると、ボートがやってきました。
「キャプテン宜しくお願いします。」
キャプテンは背中で語ってた。
「俺はベラクルス出身だが、ここに来てもう20年になる。俺についてきたら安心だぜ。今日は全部俺に任せておけ。」
非常に残念ですが、水中カメラがないので、海の中が見せてあげられません。
海の青さはやはり、カンクンが一番ですが、ここは、非常に魚が多かった。
1500匹以上の魚をみたといっても過言ではないくらい、魚がいっぱい、タイガーフィッシュ、バラクーダー、エイ、エンジェルフィッシュ、うつぼ、黄色いの、から青いの、いろんな魚が居ました。
海サイズの水族館。竜宮城もきっと見つかるはずです。
非常に満足のいくツアーでした。
小さなキャプテンにお礼を言って、カンクンまで帰ってきました。
カンクン到着後も午後5時半と日はまだ明るい。
今日は充実した一日でした。
アントニオ