こんにちは!現地インターン生のアミです
今日は、観光客向けに開放されているマヤ村を紹介していきます!
こちらはコバから車で約20分ほどの場所にあり、私たちが行った際にも観光客の方で賑わっていました。
こちらの村には、2000年以上前の遺跡の一部や、昔の書物に登場する神様の象徴など、数多くの貴重な遺産が残されています
↑こちらの石碑に彫られたイラストは、マヤ神話にも登場するItzamna(イツァムナー)という神様です。
マヤ人に科学、技術、天文学の知識を与えた神であると言われており、マヤの様々な建造物に装飾的な神として登場することが多いようです!
他のマヤの神々とは異なり、鉤鼻(かぎばな)と大きな目を持った年老いた賢者として描かれています。
そしてこちらの村にはなんと、遺跡の一部が今もなお残っています。
神殿の階段のように石が何段にも積まれた場所は、木陰で風通しが良く、とても涼しかったです!
この日は一日中暑かったのですが、この場所にいる間だけは本当に気持ちがよく、澄んだ空気と静けさの中で長い歴史を感じられるとっても神秘的な空間でした
こちらの祭壇の石碑に彫られているのはとある昆虫なのですが、一体何か分かりますか?
…正解は、ハチ(蜂)です!
実はマヤの人々にとってハチはとても大切な昆虫です。
古代よりハチは神の化身とされており、この村ではお祝い事の日にこの祭壇を飾り付けたり、お供えものを捧げたりする習慣があるそうです。
そのためマヤ村では養蜂も盛んで、採取されるハチミツは食糧としてはもちろん、薬として、そして宗教儀式の道具としても重宝されてきました。儀式でハチミツを使うことで、より効き目が表れやすいとも伝えられています
↑マヤメキシコInstagramより
そんなマヤのハチの特徴は、丸太に巣を作ること、そしてなんと針がないことです!
実際にハチが巣を作っている小屋に入らせていただいたのですが、丸太に小さな穴がいくつか開いていて、そこからハチがたくさん出てくる光景がとても不思議でした!
↑ 丸太のある小屋。ここにもハチのマークが!
ただいくら針がなくて刺される心配がないとは言え、ブンブン飛び回るハチはやっぱり怖かったです…
さて、今回はマヤ村を遺跡や歴史とともにご紹介しました。
2000年以上前から続く文化が今もなおこうして受け継がれており、そこに暮らす人々がいるということに、長い年月が築いてきた歴史の重みを感じました。
また、今回村を訪問して色々調べていく中で、マヤにまつわる神話や遺跡など、まだまだ私の知らない面白いマヤの歴史がたくさんあることに気がつきました
残り少ない滞在日数となってきましたが、もっとマヤについて学んでいきたいと思います!
それでは次回のMAYAだよりでお会いましょう
Instagram:[@mayamexico_cancun]