パラダイス(ハワイ)で生きる僕にとって、サーフィンは
僕の心を穏やかに健全にしてくれるスポーツ。
ハワイの生活は良いことばかりじゃない。
物価が高いこと、退屈な日々、交通の便の悪さ。
サーフィンは、そんな嫌なことを吹き飛ばしてくれる。
サーフィンをしている時は、雑念が消え
瞑想しているような時間と言えば、僕がどのくらい
サーフィンを心の拠りどころとしてるかわかってもらえるだろうか?

そんなサーフィンの一日の話をしてみよう。



仕事がない日の朝、起きてからシャワーを浴び、
歯を磨き、髪をとかし、服を着る。ドアを開け、
ビーチを見下ろすと、コオラオ山脈からの朝日、
波や風の音、鳥の泣き声が
心地良い気分にしてくれる。
徐々に気持ちが高揚してくるのがわかる。

ゆっくり呼吸を整え、数分間目を閉じる。
すると自分自身がどこかに消えて、
自然だけの世界になる。
それから、沖でさざめく波を見つめる。
風のないところでは水が水面に浮かぶ鏡のように穏やかだ。
もし水面から頭を出す海がめを見つけたら、良い兆候だ。
アザラシになんて遭遇したら最高だ。


サーフボードに乗ってパドリングすること10分程で、
波はもう肩の高さにくる。水が気持ち良い。
僕の中の憂鬱をすべて洗い流してくれる。
自然の力と美しさを感じて、ただ僕は自然の中にいる。
そしてまた右手と左手を波をかき分けて前に進む。
それから、波が立つ瞬間にスナップして一瞬で波に乗る。
この瞬間、これまで感じた憎しみや憎悪を
すべて取り払ってくれるような気がする。
それからボード上でバランスを保ち、高い波へと進む。
波に乗りながらボードの上で座れるくらいに屈んでみる
。ボードのノーズ(先端)に近づくと、
ボードの後方が波につきささる(White Wash)。

ノーズ 先端に十本の足指をかけ、ライディング。
これがいわゆる「Hang Ten」という技だ。簡単ではないけど、
挑戦しがいのある技だ。ビーチにもよるけど、海底を覗くことができる、
一瞬ではあるが静かな瞬間だ。

こうして僕は僕の日常を愛して生きている。
毎日サーフィンもいいけど、週に二回で十分だ。
こういう環境で育っているからハワイの人は温厚で穏やかな人柄が
多いといわれる所以かもしれない。

サーフィンに限らず、ハワイの自然を感じるアクティビティーを通して
ハワイ人のメンタリティーを感じてください。


GDUBB@APO

                                

                                  




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    • 投稿: H.I.S. Hawaii ☆ -2013年2月20日 (水) 20時06分

      ■Re:無題
      >カノアパパさん貴重なご意見ありがとうございます。お客様の声として、弊社マーケティング部にあげさせていただきました。今後ともご意見よろしくお願いいたします。

    

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