こんにちは、 カンクンでインターン中のゆうきです!
僕はなんと、あのユカタン半島にある世界遺産、チチェン・イッツァ(Chichén Itzá)にいってきました!
実は僕、この日を待ち望んでいました。なぜかというと、僕は大学でスペイン語を専攻していて、スペイン語だけでなくスペインやラテンアメリカの歴史なども学んでおり、そこでメキシコ、特にマヤの歴史に深く興味を持ったからです!🌮
今回僕はツアーでチチェン・イッツァへ訪れ、そのツアーではチチェン・イッツァだけでなく、グランセノーテ、セノーテイキルそしてピンクレイクにも訪れます。それぞれとても良いスポットで皆さんに紹介したいですが、それはまた別の話......^^
いざピラミッドに着くと想像以上の壮大な景色に感動しました。これぞ遺跡!といった風貌で教科書で見たやつや!となりました(笑)
私たちが想像するチチェン・イッツァはいわゆるピラミッドの部分で、今回はこのピラミッドについて少し紹介します!
このピラミッドはスペイン語でcastilo(城)と呼び、日本ではククルカンの神殿とも呼ばれています。
ククルカンとは、羽の生えた蛇の姿をした農耕の神で、マヤの最高神です。そしてこのピラミッドはそのククルカンを崇拝するための神殿だったのです!🐍
また、ここでは生贄の儀式が行われていたらしく、生贄の心臓をチャックモールと呼ばれる台座に置き、豊作を願ったそうです。しかもそのあと死体は首と胴体に分けられ、頭は串刺しにされ、ククルカンに供えられました。また、胴体はなんとみんなで食べたそうなんです😱
チチェン・イッツァのピラミッド
生贄の心臓が置かれたチャックモール
ツォンパントリ(首が串刺しで並べられていた場所)
このピラミッドは高さ四方は55.3m、高さ24mで9層に及ぶものです。また、四方の壁にはそれぞれ91段の階段がついており、最上部の神殿を合わせるとその数なんと365となり、ピラミッド全体でマヤ歴の一年を表す仕組みになっているのです!このピラミッドは10世紀頃に建設されたものとされており、この時代に一年が365日ということがわかっていたことに驚きを隠せません💦
実はこのピラミッドには他にも驚くべき点があります。なんと、このピラミッドの中にはもう一つのピラミッドが隠れているのです!実は現在私たちが見れるピラミッドはもともとあったピラミッドの上から建てられたものなのです。そしてこのピラミッドの壁は東西南北に向かってそびえていますが、エジプトのピラミッドのようにピッタリ東西南北というわけでなく、それぞれ13度くらいずれています。これはマヤの人たちの技術不足でずれてしまったのではなく、なんと、わざとずらしているのです!なぜずらしているのかというと、このためなのです。
毎年春分・秋分の日になるとピラミッドの正面の階段に角の影が映り、蛇が浮かび上がります。そうです、ククルカンです!🐍
この現象を狙ってイッツァ一族(マヤの王様)はピラミッドを少し傾けたのです。この話をガイドさんから聞いて、イッツァの人は本当に頭がよかったんだなーと感心しました。この現象は「ククルカンの降臨」と呼ばれ、これが見られる春分・秋分の日は信じられない程観光客が来るそうです。
いつの日か僕もこのククルカンの降臨を見れることを願っています🤤
ユカタン半島に来た暁には必ずここ、チチェン・イッツァを訪れてください!
きっとマヤの歴史や文化に魅了されること間違いなしです!
ではまた! ¡Nos vemos!