鉄道 2014.04.13

列車の一番後ろの車両は
Park Car
と呼ばれる車両があります。

ここに入れるのは寝台車車両の乗客のみ。
エコノミークラスのスカイラインカーのようなものです。

いつも、たくさんの人でいっぱいなので、朝早く起きて、パークカーを撮って来ました。camera

この細い通路を抜けると


左側にラウンジがあります。
こちらのラウンジの名前はMural Lounge

寝台車両の乗客には食事がついていますが、コーヒー・紅茶以外の飲み物は有料となります。
こちらでは、お酒類やコーラやペプシなどの飲み物を購入することができます。
また、パークカーにテーブルがあるのはこのラウンジだけなので、ここでトランプなどをしている人たちもいました。

その奥にあるのが、Bullet Lounge

ここの席は向かい合っているので、乗客同士が自然と話をしていました。
お互い後ろの景色を見ているので、何か見えると
「見てー。」
と、誰かが言って、窓の外を眺めたり、していました。

このラウンジには2つだけコンセントがあるので、Berthクラスに泊まっている人が充電をするのにも使っていました。

こんな雑誌や新聞なども置いてあり、

雑誌を読んだり、本を読んだり、編み物したりしてすごしている人もいました。

また朝食の時間の朝6時半から9時までは、軽い朝食も用意されています。

朝食は軽く済ませたいという人は、食堂車に行かなくても、こちらで済ますこともできます。

朝食時間が終わると、パン類はなくなり、その代わりにクッキーやプレッツエルなどのおやつが置かれます。


その台の反対側にはコーヒーと紅茶も用意されています。

これらの飲み物や食べ物は、寝台車両に乗っている人は無料でいただくことができます。

これらのラウンジの上にはドーム席があります。

ドーム席からは360度の景色が見えるので、ここからの眺めは最高です。

エコノミーの方が使う、スカイラインカーの座席より快適です。


ランチを食べ終わってから、ドーム席に行くと、しばらくはプレーリーの景色が続いていたのですが、急に少し開けた場所にやってきました。


ちょうど線路のある場所より右側は少し高くなっていて、左側は少し低くなっています。

ちょうどカナディアン号が走る線路を境に、左側は畑地帯、右側は居住地帯と分かれているそうです。
ここら辺で野生動物を見ることも良くあるそうで、今回も鹿を見ることができました。

こういった景色の良いところにくると、パークカーの乗務員さんがやってきて、ドームカーに座っている人やラウンジにいる人に、そこの場所の歴史や情景などを説明してくれます。

ウィニペグまではそんなに頻繁にパークカーに来ていなかったので、ガイドをしてくれるというのは知りませんでした。
その後は1日にに何度もパークカーへ足を運ぶようにしました。
ガイドのおかげで、長い列車の旅も忙しく、楽しい旅となりました。

しかしパークカー、特にドーム席はとても人気でいつも満席なので、一人で席を独占しないように。

私も少し長居したなと思ったら、他の人に席を譲ったり、いったん自分の部屋に戻ったりしていました。

現在VIA鉄道では様々な車両を改装しているところで、パークカーや食堂車、寝台車も改装される予定です。
何台かはすでに改装されているものもあるそうです。
乗務員さんによると、まったく違った感じになるそうで、また乗って新しい車両も体験してみたいですね。

by B
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VIA鉄道の旅シリーズ 以前のブログはこちらをご覧下さい。
旅の始まりはユニオン駅から
エコノミークラスで出発
エコノミーの食事とスカイラインカー
Capreol駅と車両
エコノミークラスの持ち物とWifi
エコノミーのランチとアクティビティー
次は寝台車の2段ベッドに乗換えだ!
食堂車での初めての夕食
2段ベッドの夜の顔
列車の中のシャワー事情
食堂車での初めての朝食
カナダ中部の都市ウィニペグ
最後は個室寝台で2泊
最初で最後の昼食時間とサスカチュワンと遅延の関係
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