皆さん、こんにちは!エコツアーデスクの井口です。
前回紹介いたしましたパタゴニア基本情報の続きでございます。
本日は、パタゴニア観光のゲート都市「カラファテ」で出来ること、お勧めのレストランを紹介いたします。
目次
1、パタゴニアってどこにあるの!? ベストシーズンは!?
2、パタゴニアの観光地をざっくり紹介【アルゼンチン側】
3、パタゴニアの観光地をざっくり紹介【チリ側】
4、パタゴニア観光のゲート都市「カラファテ」で出来ること
5、パタゴニアの名物料理が知りたい!
4. パタゴニア観光のゲート都市「カラファテ」で出来ること
カラファテとは、
アルゼンチン側のパタゴニア観光の拠点となる人口約8,000人程度の田舎町です。正式名称は「エル・カラファテ」ですので、略して「カラファテ」と呼ばれています。夏(11月~3月頃)になると、世界中から観光客が押し寄せ、ホテルやレストラン、お土産店も活気づきます。
広大なアルゼンチン湖に面した美しい町で、「Av. del Libertador(リベルタドール通り)」の「Plazoleta Perito F. P. Moreno(ペリトモレノさんの銅像)」があるあたりが繁華街です。
リベルタドール通りにある800メートルほどのメインストリートには、レストランやカフェ、旅行会社、土産物店、両替所やスーパーなどが軒を連ねています。
ホテルなどの宿泊施設は繁華街にもありますが、コテージや個人経営の宿など、繁華街から離れた場所にも、お洒落なホテルが点在しています。
カラファテ滞在中は、朝早くから遅くまでツアーが入っているため、街散策はカラファテ到着日または出発日になるでしょう。トレッキング専門店や土産物、工芸品店は朝10時から18頃の営業となるので、お土産を買うタイミングを逃さないようにしましょう。
カラファテで自由時間ができたら!
開いていれば、誰でもふらっと入ることができる公園兼事務局です。
事務局内にはパンフレット、公園には氷河の探検や研究に関わった偉人の木像あり。
知っている偉人が何人いるか!見つけるのも面白いです。
アルゼンチン湖の周りをサイクリング
湖の周りを優雅にサイクリングすることができます。自転車は繁華街にある旅行会社などでレンタル可。日本では見慣れない家や、湖に生息する野鳥などを見ることができます。
繁華街より8キロほど離れた場所にある氷河をテーマにした博物館です。
日本では見慣れない家や、湖に生息する野鳥などを見ることができます。氷河の成り立ちや、ロスグラシアレス国立公園の歴史、そして氷河にまつわるトリビアなどが展示されています。
マイナス30度のアイスバーや、巨大ジオラマ、カフェも併設されています。
訪れる場合は、営業時間が限られているため、ウェブサイトを確認して計画的に!ロスグラシアレス国立公園局前から無料シャトルバスも出ています。
5. パタゴニアの名物料理は!?
羊の丸焼き「アサード」が名物料理です。カラファテの街を歩いていると、羊を豪快に焼いているレストランをよく見かけます。
日本では羊料理といえば、ジンギスカンが有名ですね。癖があるため苦手という人も多いと聞きますが、カラファテの羊料理は臭みはまったくありません。
お店によって盛り付けや味付けは異なりますが、あっさり、さっぱりした食感です。
ローカルレストランで注文 👇 塩味
カラファテで人気の羊料理高級レストラン「La Tablita」👇
カラファテで人気の羊料理高級レストラン「Casimiro Biguá」👇
個人的には、やはり南米は牛肉!日本産の牛肉を食べると胃もたれしてしまう私ですが、ブラジルやアルゼンチン、ウルグアイのお肉は赤みが美味しく、脂身を食べても胃もたれなし!
名物ということで1度は試した羊ですが、やはり食べ応えと味が濃い牛肉を頼んでしまいました。
南米はポテトも美味しいので、付け合わせを頼む際、ポテトはお勧めです!
「エル・カラファテ」という町の名前の由来は、パタゴニア南部に多くみられる棘の多い低木「カラファテ」から来ているそうです。
カラファテの実を食べた人は再びパタゴニアへ戻ってくるという言い伝えがあり、お土産店ではカラファテの実のジャムやチョコレートが売られています。
パタゴニア旅行について、気になった方はぜひ、ツアー紹介ページをご覧下さいませ。
皆さん、こんにちは!エコツアーデスクの井口です。
最近問い合わせが増えているパタゴニア
パタゴニアってどこにあって、何ができるの!?
そんな基本情報をご案内いたします!
目次
1、パタゴニアってどこにあるの!? ベストシーズンは!?
2、パタゴニアの観光地をざっくり紹介【アルゼンチン側】
3、パタゴニアの観光地をざっくり紹介【チリ側】
4、パタゴニア観光のゲート都市「カラファテ」で出来ること
5、パタゴニアの名物料理が知りたい!
1. パタゴニアってどこにあるの!?
パタゴニアとは、
大西洋に流れ込むコロラド川を境に、南緯40度よりも南の地域をいいます。緯度でいうと日本の東北地方から北海道、さらにサハリンの先まで。
面積は110万キロ平方メートル、日本の約3倍です。南北に連なるアンデス山脈を境にチリ側とアルゼンチン側に分かれ、気候、地形ともそれぞれに特徴があります。
アルゼンチン側パタゴニアは広大な平原と不毛の大地、
チリ側パタゴニアはフィヨルドが複雑に入り組み、山と湖の変化に富んだ地形です。
地勢に違いはあるものの、共通して言えることはパタゴニアは風の大地だということです。
年間を通して強い風が吹きつけるため、パタゴニアの主要な樹木である南極ブナは風になびくような形となり、タンポポは茎が短く、地面に這いつくばるように咲いています。
1. パタゴニアのベストシーズンは!?
日本の冬が、アルゼンチンの夏
ということで、ベストシーズンは11月頃から2月頃です。
旅行可能期間は10月から4月末まで。
4月末はパタゴニアの秋となるため、紅葉を楽しめます
パタゴニアの5月から9月はとても寒く、現地の宿泊施設は閉まり、ツアーも催行されないため、テントを背負って雪山をセルフガイドで歩く人くらいしか行かないそうです。
2. パタゴニアの観光地をざっくり紹介【アルゼンチン側】
一番の人気は何と言っても氷河観光です。
展望台から、クルーズ船から、カヤックをしながら氷河を鑑賞することが可能です。
ペリトモレノ氷河展望台
ロス・グラシアレス国立公園の中で、その美しさや、アクセスの容易さから、パタゴニアで1番知られている人気の氷河です。現在も再生と崩壊を繰り返し、ほぼ大きさを変えていない事から、「生きた氷河」とも呼ばれ、早い部分で1日に約2メートルも移動するほど活発なんです。
船でクルーズしながら観察し、ペリトモレノ氷河を見るために作られたベストスポットの展望台から氷河の全体を見ることができます。
運が良ければ、氷河が崩落する瞬間に立ち会えることも。バリッバリと乾いた音と共に氷柱に亀裂が走り、静まり返った湖面に地響きを立てて崩れ落ちる氷塊は圧巻です。
雲海ならぬ、氷河を眼下に眺めながらトレッキングできる貴重な体験です。ここは「ダーウィンの森」と呼ばれていました。
氷河の成り立ちやクレパスの中はなんで青く見えるの?など、現地ガイドさんが熱く語ってくれます。
エル・チャルテンでトレッキング
有名アウトドアブランドのロゴになっているフィッツロイ山域のゲート都市となる小さな町。
テント泊のトレッキングから、日帰りトレッキングまで、様々なレベルに合わせてコースが用意されています。
上の写真はロス・トレス湖トレッキング、下の写真はカプリ湖トレッキングです。
トレッキングをせずとも、雄大なフィッツロイ山を見に、パタゴニア観光の玄関都市となるカラファテから日帰り観光で訪れるツアーもありますよ。
3. パタゴニアの観光地をざっくり紹介【チリ側】
南米の山というと標高の高いイメージがあるかもしれませんが、
パタゴニア地方の観光地はどちらもスタート地点は海抜ほぼゼロ度。
高山病の心配がありません。
平坦なトレッキングコースもたくさんあります。
世界遺産に登録されているパイネ国立公園は、広大な公園内の見どころを車で回れますので、お子様から歩くのが苦手な方でも楽しむことができます。
チリ側のパタゴニアの中では最も有名な観光地で、国立公園の面積は約2,400平方キロメートル。なんと東京都よりも広く、神奈川県とほぼ同じ大きさです。
アルゼンチン側のカラファテという町から4WDに乗って日帰りツアーで訪れることも可能です。
パイネ国立公園内にはいくつかの宿やテント施設があり、トレッキングのコースに応じて楽しみ方も様々。
パイネ国立公園内の湖は、その土地の鉱石、氷河、堆積物に影響を受け、多様な色合いをしているのが特徴です。
サルミエント湖では、ストロマトライトという地球最古の植物の化石が堆積しているため、白い湖畔。
アマルガ湖でも、ストロマトライトの化石が見られますが、水質が強アルカリ性で塩分濃度が極端に高いため、灰色に近い草色など。
目まぐるしく変わる太陽の光にも影響を受け、湖の色も刻一刻と変わります。
マーブルカテドラル
世界一美しい洞窟と言われるマーブルカテドラル。
上記で紹介した観光地は、パタゴニア観光の玄関都市であるカラファテから日帰りで訪れることができますが、マーブルカテドラルだけは、アクセスが少々困難です。
しかし!この幻想的な空間に苦労してでも訪れたい!
浸食によって描かれた洞窟の曲線は、まさに彫刻のような美しさです。そこに日の光という絵具が加わり、青い世界に包まれます。
自然の美しさですので、訪れる時期と時間帯が重要です。
パタゴニアの夏(10月から3月頃)であれば、ベストシーズンと言えますが、その中でもお勧めは天気が安定している11月から2月頃。また、洞窟に太陽光が入りやすい午前中の出発ボートが人気です。
おまけ. パタゴニアの思い出
日本の約3倍もあるパタゴニア。広さだけでなく、天候も生態系も日本とは規格外でした。
思い出の一つは、ヘルメットの活用方法です。
氷河を歩くトレッキングでは、ヘルメット着用が義務付けられています。転んで頭を打たないように、という意味かと思いますよね。
天気の良かったトレッキング中、突然天候が悪くなり、雪が降ってきたと思ったら!!
ゴルフボールほどの大きさの雹が降ってきました。
肩にあたって、かなり痛かったので、ヘルメットの有難さをこんなに感じることが一生のうちにあるだろうか、など思いを巡らせた瞬間でした。
アイゼンを付けていたので、素早く歩けないし、広大な氷河の上で隠れる場所もなく、この世の終わりかと思うような天気でしたが、「This is Patagonia ~」と笑っているガイドさんを見て、
あ、これ日常か、と安心しました。
さて、パタゴニアのツアーってどんな行程で、お値段は?
気になった方はぜひ、ツアー紹介ページをご覧下さいませ。
続きはまた次回。お楽しみに~