皆さんこんにちは!エコツアーデスクの竹内です。


9月2日から7日までエコツアーデスク企画の「世界自然遺産 小笠原 父島 6日間」へ同行してまいりました。

直前まで台風による影響が懸念されていましたが、天候にも恵まれて良い経験と思い出になりました。写真を交えて現地の様子をお届けできればと思います!


1、小笠原・父島 基本情報
2、「絶世の孤島」父島へ!
3、ボートに乗って父島の海へ!
4、固有種の眠る父島の森の中へ!
5、「行ってきます!」

1、小笠原・父島

小笠原諸島とは、東京から南に約1,000km離れた大小30ほどの島々からなる海洋島です。

大陸と一度も陸続きになったことがなく、独自の生態系を形成しています。島の随所で固有種を見ることができ、その希少性から、2011年に世界自然遺産に登録されました。例えば、小笠原で見られる陸産貝類の約9割は小笠原の固有種なのです。

小笠原は、特徴的な生態系から「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。

そんな世界に誇る小笠原ですが、唯一の定期船「おがさわら丸」に乗って片道24時間かけて行くしか手段はありません!

その「おがさわら丸」も繁忙期を除いて6日間に1度しか運航がないため、小笠原へ行くためには最低6日間は必要です。言い換えれば「おがさわら丸に乗ってしまうと6日間は帰れない」のです!

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2、「絶世の孤島」父島へ!

9月2日 11:00。大きな汽笛とともにおがさわら丸が竹芝の港より出航しました。

24時間の船旅の経て、いざ「東洋のガラパゴス」へ!

出航1時間ほどでレインボーブリッジの下をくぐり抜けて、東京湾を出るといよいよ電子機器に電波が入らなくなります。父島に到着する翌日の11時ころまで電波が入らなくなるのです。

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展望デッキから果てしなく続く海面をボーっと眺めながら持ってきた麦茶を一口。

う~~~~~ん。日頃の悩み事が浄化されていきます。

その後は船内を散策して、少しお昼寝。

船内にはカフェ、売店、食堂、ラウンジ、展望デッキ、観光案内所、自動販売機など、便利な施設が随所にございます。お支払いは現金か交通系ICカードでお支払いができます。ICカードのチャージは、ご出発前にしておくと便利です!

さて、サンセットを眺めたら船内の食堂で夕食タイム。ヘルシーなものを、と思い、温かいきつねそば(800円)をいただきました。

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夕食後に展望デッキへ出てみると、夜の海が待っています。先の見えない暗闇の中をゴウンゴウンと波音をたてながら進みます。

22:00になると2等クラスの船室タイプは消灯の時間になります。それまでに寝る支度をしました。あっという間に1日目は終了。

9月3日 7:00。おはようございます!

船内の食堂にて朝食を食べました。朝定食は和A・和B・洋A・洋Bの4種類に分かれており、お好みに合わせて食事を召し上がることができます。その他、小皿の料理が販売されています。

9:00から展望デッキにて船内ガイドの解説を聞きに行きました。キラキラと輝く海面に思わず目を細めます。

まもなくすると、「おがさわら丸」と並走する鳥が見えました。

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この鳥は、「カツオドリ」と言います。ペンギンのような見た目をしていて、空飛ぶペンギンみたいですね(笑)海面をよく観察すると、船から逃げるようにトビウオが跳ねます。「カツオドリ」はそのトビウオを狙っているのです。目の周りが青色だとオス、黄色だとメスだそうです。

その他、ガイドさんの解説を一生懸命聞こうとしましたが、海風が強く、ほぼ聞こえませんでした!しばらくすると、大きな島々が見えてきます。さあ!下船の準備をしなくては!!

10:50、定刻よりやや早く「おがさわら丸」は父島の港に到着しました。

あっという間に24時間の船旅を終えました。よーし!父島へレッツゴー!

港に降りると、島の人々が看板を持っています。今回お世話になる「ペンションキャベツビーチ」の看板へ集まります。

11:30、宿泊先「ペンションキャベツビーチ」に到着しました。

水色の外壁と南国を感じさせる植物に囲まれた可愛らしいペンションです。大きなホラ貝の灰皿も見逃せません!

館内の説明を聞いた後、皆様とは一度解散。13時から父島島内観光ツアーに参加します。

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13:00、ガイドさんの車に乗って父島島内観光ツアー、スタートです!🚙

ガイドの車で父島をぐるっと時計回りに1周します。父島は坂道が非常に多く、森のほとんどは国有林のため簡単には切り開けないそうです。

非常に日差しが強く、気温も高かったので、車で父島を回れたのはとても助かりました。

13:20、ウェザーステーション展望台に到着。父島の北西部にあり、展望台からは兄島や南島が見えます。ここは夕日の絶景スポットでもあり、冬にはザトウクジラも良く見えるみたいです。

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14:30、電波望遠鏡を見学しました。日本には4つの電波望遠鏡があり、複数の地点から観測を行うことでより正確なデータが得られるようです。

パノラマが真上を向いている時はお休み中の証拠です(空気抵抗を極限にまで減らすため)。

ちなみに、私は大学時代天文部に所属しており実は他の3地点の電波望遠鏡は行ったことがあったので、ついに日本にある電波望遠鏡を制覇いたしました!!

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15:40、島内観光ツアーの最後は、小笠原海洋センターに到着。ここでは可愛いカメがたくさん飼育されており、餌やり体験もできます。カメの大きさごとに飼育されている水槽が異なり、カメ達の成長を観察することができます🐢

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17:30、島の居酒屋「丸丈」へお邪魔しました!

小笠原では「ウミガメ料理」が食べられることを知っていましたか?海洋センターで可愛いカメを観察して直ぐだったので、皆さん躊躇していました💦

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ウミガメの刺身(写真上)、煮つけ、卵、その他ウロコのから揚げやゴーヤの肉詰めをいただきました。こちらの大将は小笠原やウミガメについて博識な方で、お一人様でもお気軽には入れるお店でした。お邪魔しました!

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19:00、まだまだ観光は続きます。この日はナイトツアーにも参加しました。オガサワラオオコウモリや昼に見た電波望遠鏡のライトアップを観察しました。

なかでも一番の衝撃だったものは、夜中に光るキノコ「グリーンペペ(ヤコウダケ)」です。

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シイタケほどの大きさかと思っていましたが、なんと小指の爪ほどの小さな小さなキノコでした🍄常時いつでも見つけられるものでもなく、キノコ自体も2,3日しか光らないそうです。観察できてラッキーでした!

ちなみに、電波望遠鏡のライトアップはオレンジ色に照らされて、大きなキノコのように見えるので「オレンジペペ」という愛称で親しまれているみたいです。

20:00、傘山展望台付近で満天の星空を観察しました。

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肉眼で天の川の白いもや(無数の星々)や夏の大三角、イルカ座、カシオペア、北斗七星を観察しました。天の川の正体は、約2,000億個の星が集まる「銀河」です。

地球や太陽、木星だって天の川を形成する小さな星の1つです。私たちも天の川銀河の一員であることを再確認しました。

21:00、ペンションに到着しました。父島に到着した初日から大・大・大充実の1日でした。🌙

3、ボートに乗って父島の海へ!

9月4日 7:30、おはようございます🌞この日も快晴でした。
9:10、「海のボートツアー」へ参加しました。ここ最近で一番のお天気だったみたいです。

見てください!この果てしなく続く青い海!!

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10分ほど海を進むと、野生のアオウミガメと遭遇しました。こちらをしばらく見た後、海の底へと潜っていきました。

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そのまた10分後、ハシナガイルカの群れと遭遇しました。30頭ほどの群れを成しており、その後も2,3回ハシナガイルカの群れと遭遇しました。

ハシナガイルカは夜行性で、私たちが見た群れは今から寝床へ向かうようで、みんな動きがゆっくりしていました。ハシナガイルカさん、おやすみなさい。

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10:00、「V」字の溶岩に赤土が積もり「♡」の形になったといわれる「ハートロック」を見ました。

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10:30、ミナミバンドウイルカの群れを発見!!ミナミハンドウイルカは人懐っこいイルカとしても知られており、ハシナガイルカより少し大きい種類です。

皆さん、シュノーケルの装備を装着し、一緒に泳げるタイミングを伺っています…。

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ガイドさんの合図とともに、一気に飛び込み、ミナミハンドウイルカの群れを追います。

透明な海の中でイルカと泳ぐ一生の思い出ができました!!🐬

11:00、南島へ上陸しました。南島はサンゴ礁の隆起と沈殿によってできた珍しい島です。

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小笠原に行ってことがない人でも、この美しい扇池の景色を見たことはあるのではないでしょうか?

海況によっては上陸できないこともあるみたいですね。足元が悪い箇所もあるので、マリンシューズかスポーツサンダル(かかとが固定されているもの)でお越しください!

扇池の砂浜には絶滅したカタツムリ「ヒロベソカタマイマイ」の化石がコロコロと転がっています。お土産に1つ持ち帰りたいですが、持ち出しは禁止されています。

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12:30、ボートの上で昼食後、午後は兄島と父島の中間、「キャベツビーチ」にてシュノーケリングの時間でした。

透き通った海の底で様々な種類のサンゴがお出迎えしてくれました。

サンゴの周りを色鮮やかな熱帯魚が踊っていました。

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14:30、場所を変えて別のスポット、「製氷海岸」にてでシュノーケリングの時間でした。

少し場所を変えると観察できるサンゴと魚の種類がガラッと変わります。「製氷海岸」は枝状のサンゴが一面に広がっていました。

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15:10、海のボートツアー終了!

顔も腕もコンガリ焼けて、「島人」の仲間入りした気分でした!

昨日の島内観光ツアーで「内側から」見た父島を海のボートツアーでは「外側から」観察しました。見える角度が違うと、また変わった感動と高揚感を感じられました。

初日の「父島島内観光ツアー」と翌日の「海のボートツアー」はセットで参加することを強くオススメします!

18:00、昨日とは打って変わって洋食ダイニングの「チャーリーブラウン」にお邪魔しました。

島で採れた食材の創作料理が人気です。島の食材を使ったカルパッチョやピザ、フリットをいただきました。この日はナイトツアーも無かったので、みんなで盛り上がりましたね!!

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⇓まだまだ、父島ツアーは続きます⇓

4、固有種の眠る父島の森の中へ!

9月5日 7:00、おはようございます。この日もまたまた快晴でした🌞

さて、この日は海の上から見た「ハートロック」に実際登ります!

8:50、お弁当を持って登山口へ。道中にお手洗いが無いので、登山口にあるお手洗いを

必ずご利用ください。

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登る前にまず、念入りにブラシで靴裏の汚れを取ったり、粘着剤で衣類の汚れを取ります。

これは、小笠原の希少な自然や固有種を守るために行われています。

終盤までは急なこう配も少なく、ガイドさんの説明を聞きながら小笠原の固有種、外来種の動植物を見ることができます。

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道中で第二次世界大戦中に使われていた軍の通信施設や車、食器が散見されます。

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現在は美しい緑に囲まれたこの地も、戦時中は米軍の軍事進行を防ぐための島全体が大きな軍事施設であったそうです。

父島は、海岸に座礁船や岩壁に壕を見つけることができ、日本の歴史を学ぶためにも大切な存在であるとも感じました。

さて、そんなこんなでズンズン山道を進むと、開けた場所に出ます。「ハートロック」の頂上はもうすぐそこです!

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11:40、終盤に差し掛かると急こう配が続きます。

12:00、ハートロックに到着しました!♡ 

昨日は海の上から見上げていた「ハートロック」に登り、この日は小笠原の海を見下ろしていました。

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岩なので日陰がありません。激しく照り付ける日の下でお弁当を食べました。見晴らしの良い場所で食べるお弁当は、最高でした! 

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気持ちよかったな~。あの感動と満足感は言葉では表しきれません。空気がおいしくて、気持ちがスッキリします(う~んうまく伝えきれない💦)。

14::00、帰り道は域とは違うルートで帰りました。ガジュマルの森は印象的でした。

皆様、疲れているはずなのに次々とガジュマルの木に登り始めました。

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私の家で育てているガジュマルも今は手のひらサイズの植木鉢に居ますが、窮屈しているのかもしれませんね、、、。

もっと大きい植木鉢&私の家を考えなければ、、、。

16:00、登山口まで帰ってきました。

登山口の目の前にコーヒーショップがありました。

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小笠原ではコーヒーの生産もしているのをご存知でしょうか?

本土へ売り出すほどの栽培されていないので、本土の人間にとっては珍しいコーヒーみたいです。

小笠原のコーヒーは、苦みが少なく、ブラックコーヒーが苦手な方でも挑戦しやすい味でした。

トレッキング後にオススメの一杯です!☕

18:00、居酒屋「茶里亭」にてご夕食

島ラー油の塩焼きそばと島魚の刺し盛りが美味しかったです!

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ごちそうさまでした!!

5、「行ってきます!」

9月6日 8:00、この日も快・快晴ッ!!★でした。

父島の最終日は、各々オプショナルツアーにご参加いただきました。

「シーカヤック」や「戦跡ツアー」、他にも釣り、港付近の散策など。

最終日も、皆様大忙しでしたね💦

そのころ、私はずっと気になっていたハンバーガー屋さんへ足を運びました。

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これ、何のハンバーガーだと思いますか?

実はこれ、サメのハンバーガーなんです🦈

サメの希少部位をアレンジして作ったハンバーガーです。

味は白身フライのような味でした。美味しかったですよ~!

ぜひチャレンジしてみてください。

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15:00、おがさわら丸、本土に向けて出港!!

おがさわら丸に乗り込んでからも、見逃せないイベントがございます。

それは…「盛大すぎるお見送り」です。

おがさわら丸の展望デッキからは、父島の皆さんの温かい見送りを見届けることが出来ます。

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昨日までお世話になったガイドさん、宿のスタッフさん、島民の皆々様がおがさわら丸が見えなくなるまで手を振ってくれます。

ボートでおがさわら丸と並走してくださる方もいらっしゃいます。

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皆様、こう言います。

「行ってらっしゃい!」

それは、本土から1000km離れた島に来てくれたことへ感謝し、

これから始まる24時間の船旅の安全を願い、

そしてまたこの地にはあなたの居場所がある、

という温かい意味が込められていると私は思いました。

そして、おがさわら丸で本土を目指す人々はこう言うのです。

「行ってきます!」

「さようなら」は言いません。

いつかまた、見送ってくださった島の人々との再開を願って。

小笠原諸島が見えなくなるまで私は展望デッキから島々を眺めていました。

これからまた、長くて短い24時間の船旅が始まります。

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9月7日 15:00、おがさわら丸は竹芝の港へ定刻通り到着しました。

大きな怪我も無く、全員無事に帰ることができて一安心です。

今回のご旅行に参加いただきいた皆様がこれからも別の場所で生活していく中で、ふと小笠原で過ごした6日間を思い出していただけたら、嬉しい限りです。

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小笠原は歴史、自然、気候、文化、様々な分野で魅力いっぱいの島でした。

小笠原はリピーターのお客様が多いのも納得です。

いつかまた、「ただいま」とお世話になった方々にお礼を伝えに行きたいです。

たくさんの魅力、感謝、充足感をこのブログで皆様に共有することができたら、これ以上の幸せはございません。

まだ経験したことの無いことが、小笠原にはあります。

機会がございましたら、ぜひ訪れてみて下さい。

まだ見ぬ出会いと感動が皆様を待っています。

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これで添乗レポート終了です!最後までお読みいただき、ありがとうございました!

HISエコツアーデスク 竹内

皆さまこんにちは!HISエコツアーデスクの椎名です。

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先日、タイの「コムローイ祭り  チェンマイ・バンコク7日間」のツアーに同行してまいりました!

チェンマイでは、コムローイ以外にも楽しい体験が盛りだくさんでした!
さっそく現地の様子をレポートしたいと思います!

①「感動!コムローイ編」はこちら⇒

③「タイの街歩きは予想以上に素敵だった編」はこちら⇒


1、メーテーンエレファントキャンプ
2、象に乗って川を渡る
3、首長族(カレン族)の村
4、筏下りはちょっとしたサファリ

1、メーテーンエレファントキャンプ

チェンマイ市内より車で1時間20分程の所にある、象の飼育や保護を行っている「メーテーンエレファントキャンプ」に行ってきました。

タイでは昔から、森で伐採した木を象が運んでいましたが、今はトラックで運ぶので象の仕事が無くなり、行き場を失った象は観光業の仕事をしながら大事に保護されているのだそうです。

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ここでは象さんと触れあったり、バナナなどの餌をあげることができます。
象さんは音楽に合わせてフラフープを回したり、お絵描きをしたり、とても芸達者です。
 ※この絵は素晴らしいクオリティなのですが、来年行く方のお楽しみを取っておくため、あえて未完成の写真を選んでいます。

2、象に乗って川を渡る

象に乗る体験が出来る場所は他にもありますが、こちらのメーテーンエレファントキャンプのように象に乗ったまま川を渡ったり、山道を歩くことができる場所は珍しいと思います。

象乗り体験の所要時間は20分程で、1頭に2人まで乗ることができます。
体の前に安全バーが付いていますが、しっかり掴まっていないと滑り落ちそうな程、左右に体が揺れます。

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これがとにかく楽しい!!
途中、象さんがウンチをしたり、コーヒーの実が生っていたり、坂を登ったり下ったりしながら、川に入っていきます。水深は象の膝のあたりまでで、深くありません。

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20分間、楽しくてずっと笑いが止まりませんでした。
大人になっても何かをしてこんなに笑えるんだな、と嬉しい気持ちになります。
未体験の方にはぜひ体験していただきたいです。

3、首長族(カレン族)の村

メーテーンエレファントキャンプの隣にある、カレン族の小さな村にお邪魔しました。
住人は80人ほどだそうですが、男性は畑や象乗りの仕事のために外出していて、村には女性と小さな子供達がいました。

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こちらの村の女性は、3才~5才の時に首に金属の輪を5つ着け、その後25才になるまで毎年1つずつ首の輪を増やしていくそうです。

それぞれのお家では、女性が手作りしたバッグや織物が売られていてどれも素敵でした。
この日の青空のような綺麗な色のストールを購入しました。1枚150~200バーツ程でした。(約650円~900円)

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4、筏下りはちょっとしたサファリ

エレファントキャンプ内のレストランにてランチの後、筏下りも体験しました。

川の水深によって、4人乗り~10人乗りの筏を使い分けているそうです。(水深が浅い時は筏が重くならないように4人乗りになるとのこと。)
この日の水深は1メートル位で、10人乗りの筏に乗りました。
船頭さんが前と後ろに1人ずつ乗って、漕いでくれます。

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ライフジャケットを着用しますが、川の流れはとても穏やかで、水に濡れることはありません。
ゆっくりと川岸の景色を眺めながら進んでいきます。

川沿いには綺麗な黄色いお花が咲いていたり、象のファミリーがのんびりしていたり、水牛が泳いでいたり、まるでアフリカのボートサファリのようです。(動物なので、いつも見られるかは分かりません。)

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屋根が無いため日差しは強いですが、水辺なのでそんなに暑くもなく、ゆったりと素敵な45分間でした。

この日は他にも牛車に乗ったり、盛りだくさんの1日でした。

この後はチェンマイ市内に戻り、皆さまはナイトバザールや日曜日だけ開催されるサンデーマーケットなどにお出掛けになり、チェンマイの街を満喫されていました。lovely

①「感動!コムローイ編」はこちら⇒

③「タイの街歩きは予想以上に素敵だった編」はこちら⇒

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こちらの記事はエコツアーデスクのブログより2022.01.07に発信した記事です。
ブログ移行に伴い、旅ブロにて改めて紹介させて頂きます♪
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皆さんこんにちは!エコツアーデスクの藤澤です。
先日、屋久島・種子島移住体験ツアーの添乗へ行ってきました!
久しぶりの添乗員付きツアーで、私自身も緊張していましたが、
ご参加された皆さんがフレンドリーで元気に明るく楽しめました!!(笑)
ツアーとしては、実際に移住を経験された方の話や、
地域の生活環境に触れ、両島の内面を感じることが出来ました。
移住は引っ越しとして、気楽さがあっていいのかなと思いました。

そんな、5日間の濃~い内容を時系列にご紹介いたしまーす!!


【1日目】東京から世界遺産屋久島へ
【2日目】雄大な自然を感じて
【3日目】水の島 屋久島から 科学の島 種子島へ
【4日目】まさかの自由行動?!
【5日目】最後まで堪能!気を付けて帰りましょう~!

【1日目】東京から世界遺産屋久島へ

▲屋久編▲

屋久島空港にて皆さんと顔合わせ!気温は10度くらいで寒かったです、、。
まずは、【RAKUSAホテル】オーナーの藤崎様より、屋久島の説明がありました。
その後、屋久島 宮之浦で大人気の潮騒へ!!ここのエビフライ定食が僕は大好きです。(笑)
昼食後は、西部林道を含む島内観光へ!
ウミガメ産卵地である、いなか浜

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→ヤクシマザル・ヤクシカ保護区の西部林道(ちなみに人口1万人に対して、
ヤクシマザル・ヤクシカはそれぞれ2.5万匹います、、自然との共生を感じました)

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→日本の滝100選の大川の滝を見学後、

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初日宿泊の【屋久島民宿四季の宿】へ

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モッチョム岳の麓にあるお宿で、屋久島の家庭料理に皆様感激しておりました!

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とっても美味しかったです。
夕食後は、実際に移住された方々との夕食交流会をさせていただきました!

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テレワークを機に自然溢れる環境へ移住、
ガイドを挑戦してみたく移住や奥様のご実家が屋久島なので帰ってきた方など、、
様々な背景がある方たちでした。

印象に残った言葉として、、

★旅するように暮らす★

最初から、『屋久島に移住するぞー!』というテンションで引っ越しをすると大抵の方はギャップに苦しみ、すぐ帰られるそうです。。

肩ひじ張らずに、気楽に訪れていれば、『あ、ここあってるな。あれ?もう何年もいるな』となるそうです。
まずは1ヶ月、2ヶ月と拠点を徐々に移行していくのがいいなと思いました。

【2日目】雄大な自然を感じて

モッチョム岳のご来光を浴びながら皆さんで朝食!

この日は屋久島の南部、尾之間の集落を車窓見学しながら、
農家さんが営んでいる野菜直売所へ寄り、
ネットワーク完備のワーケーションに適した【サウスヴィレッジ】さんへ行き、
実際にそこで生活している移住社の皆さんのお話をお伺いしました。

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屋久島には温泉があり、『温泉・水がキレイなところ!』ということで移住されてる方もいらっしゃって、きっかけは何であれ、移住された方たちの顔は輝いていらっしゃるのが印象的でした。

お話をお伺いした後、

平内海中温泉(水着着用での入浴NG!!)

→名産のポンカン農園へ行き、現地の農家さんの働き方のお話も聞けました!
ぽんかんの収穫をするには、研修センターで研修を受けないと仕事としては出来ないそうです。。
個人的には簡単だと思ってました。。
またそこで、今が旬のぽんかんの試食をたくさんいただき、自宅へ郵送してしまいました。(笑)
※ちなみに小さい方が甘くて美味しいです。(笑)

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夕食は【RAKUSAホテル】にて皆さんで鍋パーティーをし、皆さんがご自身のお話をしてくださり交流を深め楽しい時間を過ごせました。

【3日目】水の島 屋久島から 科学の島 種子島へ

いざ、白谷雲水峡へ!!

この日は午後から種子島への移動もあったので、6:45から白谷雲水峡へ向かいました!

トレッキング中は一度も雨に降られることもなく、怪我無く皆さん無事に下山することが出来ました。
やはり何度見ても、白谷雲水峡は良いですね、、個人的には屋久島No.1スポットです。

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種子島へは安房港から高速船で向かいます。

お昼は安房港近くの名物 屋久どん ダシが効いていてとってもおいしいです。。
僕はトレッキング後にどうしてもカレーが食べたくなったので、食べました。
これも美味しかったです。。思い出しただけでお腹すきました。。

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屋久島から種子島までは高速船で約50分で到着します。

いざ、種子島へ!!!

▲種子島編▲

あったかーい!!西之表港 到着時、種子島の気温は15度以上あり、体感で屋久島の倍あったかかったです。(屋久島の天気の気温は8度+天候は晴れの雨でした)

西之表港から今回の宿泊先【サンダルウッド】がある、南種子へタクシーで向かいました。
(約1時間)

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宿泊先到着後は、自由時間を設け皆さんに休憩を取っていただきました。

この夕食交流会は、サンダルウッドオーナーで南種子へ移住された、オカダ様、南種子役場勤務でUターンされたカヤキリ様、種子島でアクティビテツアー会社をやられている、ヤマシタ様へお越しいただき、移住の受け入れ体制や南種子の雰囲気についてお話いただきました。

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ここでの印象に残ったお話として、、

★結婚祝金支給事業★

南種子に在住することを条件に結婚祝金が支給されるという制度、、。
私事ですが、最近入籍しまして、、南種子で入籍すればよかった、、!!
と思ってしまいました。(笑)
リアルな離島の現状として≪過疎化≫が問題としてあげられてます。
このような制度は、移住へのきっかけとして大きいなと思いました。

【4日目】まさかの自由行動?!

別のスタッフがお客様と同行した関係で僕は自由行動をしていました!

ちなみにお客様たちの行程は・・・

朝食後に、南種子町巡りと暮らし見学をし、そこからJAXAや地元の人が通うスーパーや施設巡りをしました。
午後は季節労働者の方の話を伺ったりしながら、
屋久島・種子島を管轄している、熊毛支庁を訪問しリアルな移住の話をお伺いされたそうです。

一方で私の行程は・・・
【サンダルウッド】で季節労働されてる方と南種子観光をしました。
JAXAでの無重力体験(笑)、

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地元の食堂で名物のインギー地鶏の親子丼を堪能し、
観光名所である千座の岩屋を見学し、
ローカルビーチで足だけ海水浴と完全に観光を大満喫していました。。(笑)

実はこの日、、
たまたま、偶然にもロケット発射予定日でした!!!!!
しかも中々ない、夜の発射予定!!!!!

地元の人からも『夜の発射が一番キレイ』『昼間みたいに明るくなる』と期待値をあげられ皆さんワクワクしていました。

しかし、、、天候不良で発射ならず、、、
少しでも雨雲を感知すると飛ばすことが出来ないそうです。。

惜しかったーーーー、、、

ですが、皆さん気持ちを切り替えていただき、最終日へ!

【5日目】最後まで堪能!気を付けて帰りましょう~!

本日は最終日!
ここまで皆さん、体調不良者なく安心しました。。!
14:30 西之表港発→鹿児島 高速船ターミナル の時間まで観光を、、!

朝食後に、パワースポットと言われている宝満神社へ

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実はここを参拝された方から2名、宝くじの高額当選者が誕生しているそうです!!
※ちなみにスクラッチをした僕は2等(500円)が当選しました。(笑)
参拝後は、皆さんで海のボートツアーへ!
この時はタイミング良く、波も荒れることなく海上へ!

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そんな、ボートツアー終了後は地元の人で賑わう、トンミー市場へ!道の駅のような場所です。
ここで売られていた安納芋が絶品で蜜が溢れ、とても甘くていいおやつでした。
お土産として個人的に購入しましたが、お値段150円から。安すぎます。。
もっと買えば良かったと後悔しています。(笑)

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市場を後にし、ローカルバスで南種子から西之表港まで向かいます。(1時間程度/片道1,450円)道中見える景色が、田園風景、海岸線やコンビニがあったりと西之表に向かっていくほど、街になっていきました。余談ですが、屋久島は軽自動車が主流でしたが、種子島ではバンのような大きな乗用車が多かったです。(サーファーが多いからかな?)

そんな、ローカルバスに揺られながら西之表港へ到着。

そこから名残惜しさがありつつ、高速船で鹿児島 高速船ターミナルへ、、。

ここで種子島とはさよならです、、

鹿児島高速船ターミナル到着後、空港までバスの出ている繁華街の天文館へ。

天文館から高速バスを利用し、約50分程度で鹿児島空港へ到着します。

※高速バスはICの利用不可、チケットをバス停前で現金(1,300円)のみで購入になります。

無事、鹿児島空港へ到着ー!ここで解散になります。

皆さん、お疲れ様でした!

ご一緒出来て本当に幸せでした!!



【まとめ】

個人的にもここまで、屋久島・種子島に踏み込んだ訪問は初めてでした。

気づき、発見の部分も多く大変勉強になりました。

離島では若手不足・後継者がいなく技術が無くなっていくなど、、ものすごく勿体ないと感じました。

また同時に、旅行会社の人間としてなにか出来ないかとも思いました。

僕が出来ることとすれば、その地域に人を呼び込み、より魅力を感じていただき、地域を盛り上げそれが地方創生に繋がると信じて頑張っていきます。

大きくとらえれば、日本をより元気にすることへ繋がるとも思っています。

今こそ、頑張っていきます!!

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HIS エコツアーデスク

2024.12
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